ソムニトピア・ジャパン 株式会社
スポーツとITのコラボレーションを実現した上級SE集団
独自のビジネスモデルで常識を打ち破るソフトウェアハウス
星野仙一氏 夢・星野スポーツ塾塾長一流企業を渡り歩いた横尾寿浩氏が、20名の上級SEを引き連れて上場企業をスピンアウトして設立したソフトウェアハウス、ソムニトピア・ジャパン株式会社。
同社の収益のベースとなっているのは、常駐や受託によるソフトウェア開発やネットワーク管理などソフトウェアハウス事業である。前職で、大学向けの事務システムをパッケージ化し全国で250校以上に販売した実績を持つ営業マンとSE集団。その高い技術力と開発ノウハウを背景とする提案力で、付加価値の高いサービスを行うのが同社のスタイルだ。Webシステム開発、Java開発ソリューションに強みを発揮し、顧客企業の様々な要望にお応えし、満足いく評価を得ている。
一方、企業として最も目を引く特徴は、中日ドラゴンズや阪神タイガース、日本代表チームの監督を歴任する星野仙一氏が塾長を務める『夢・星野スポーツ塾』の運営である。スポーツ愛好家が集うEC機能付きの会員制ポータルサイト、一流アスリートが指導者として参加するスポーツ教室(幼児小中高生向け)や大規模イベントの開催、体育会系学生のためのリクルート支援、全国の少年野球チームに無償でウェブページを提供するASPサービス『ポップアスリート』など多岐に渡る事業を展開している。
特に、全社挙げて取り組む一大イベント『ドリームフェスティバル』の参加者数は、開催初年度(2006年)は1万8千人、2年目(2007年)には2万4千人と、着実に増加。また、2007年度から『ポップアスリート』に集う少年野球チームで競う『ポップアスリートカップ』も開催運営しており、第一回目の開催に146チームが参加するなどの盛況ぶりだ。
2005年10月よりこのスポーツイベントとITを融合させた事業を開始。周囲からは非現実的と批判を受けつつも、2006年度の決算時には早くも黒字化を達成。純然たるIT関連事業とスポーツ関連事業の売上げ比率が5:5というバランスの実現に至ったのである。
“スポーツ&IT”で社会貢献と利潤追求を両立
『夢・星野スポーツ塾』従来のスポーツポータルサイトは、各競技の試合速報などの情報を発信するだけで完結するものが主流。それに対し、同社が目指したのはサイトに訪問するスポーツ愛好家が実際にスポーツを楽しめる参加型のポータルサイトだ。幼稚園児から小中高の子供たち、そして彼らを取り巻くファミリー層のスポーツ活動をサポートすることが狙い。
子供を持つ親が子供の習い事にかける金額は1世帯あたり6~7万と言われる時代。とはいえ、進学塾はあるがスポーツに親しむ場は意外に少ないのが現状。そこに着目して展開されるのが同社のビジネスモデルだが、そこには利潤の追求のみならず、横尾氏と星野氏に共通した理念が介在している。
スポーツを通して《親子の絆》づくりや《健全な魂の育成》に繋げたいという理念をベースに、“スポーツをする全ての人の応援団になりたい”という星野氏の夢の実現に向けて取り組む事業が、『夢・星野スポーツ塾』なのである。
この理念に共感して集うのは各スポーツ界のトップアスリート達。“星野ジャパン”のスタッフ山本浩二氏や田淵幸一氏も積極的にイベントに参加。バレーボールの大林素子氏などが指導にあたるスポーツ教室に参加した子供たちからは多数の作文が寄せられると言う。
また、同事業は行政をも巻き込んだ動きに発展している。ネットユーザー以外のスポーツ愛好家へ向けた情報発信として完全内製で発行するフリーマガジンは全国700箇所で設置される他、『心の再生府民運動』に取り組む大阪府の教育委員会を通じて府下全域の小中高全校へ配布されるのだ。
さらに、これらのイベントには各業界きっての大企業がスポンサーとして名乗りを上げる。その中からは、ソフトウェアハウス事業の顧客となる企業も現れている。
今後、このスポーツビジネスを切り口として、そこから様々なクロスマーケティングの展開へと事業を発展させたい同社。某キャピタル会社との提携によって開始した会員証付きのクレジットカード事業では、スポンサー企業に顧客を還流させ、Win to Winの関係を築くことを狙いの一つにしている。
これら蜘蛛の巣のように張り巡らされたビジネスモデルで、『夢・星野スポーツ塾』のさらなる認知度アップを図り、ポータルサイトの会員数を現在の1万7千人から10万人までに増やす目算だ。そしてその先に掲げる究極の目標は、同社が持つDBとパッケージ開発のノウハウを活かした“自社プロダクツの開発”である。
抜群のチームワークの良さが最大の強み
活気みなぎる同社の原動力となっているのは、全30名(2007年12月現在)の社員達だ。
技術力のみならず総合的なビジネススキルを兼ね備えた17名のSEと、“ビジネスの全責任は営業マンにある”と横尾氏に徹底的に叩き込まれて育った5名の営業マンを中心に、全社員が一つの方向に向かっていることが最大の強みだ。
中でも横尾氏が“会社の礎”と評価するのはSEの働きである。スポーツ関連事業が軌道に乗るまでの間、ソフトの開発で事業資金を捻出してきたのである。
そのSE部門を取りまとめるのは、大阪ITソリューション開発課 課長 定塚政盛氏。同氏によれば“仕事にも遊びにも全力でぶつかる”、それが同社の社風だ。そして、チームワークが良い。『ドリームフェスティバル』のような大規模なイベントの場合、常駐先にいるSEは当日2日前に会社に戻って準備に取り掛かるのだが、それまでは電話やメールによる進捗状況のチェックに余念がない。それでいて開発の業務が散漫になることはない。全てが会社で取り組む事業として認識されていることの表れだ。
2006年8月、中途採用で入社したスポーツビジネス課の香山正博氏は、ウェブサイトやパンフレットのデザインワークに携わるデザイナーだ。コンテンツ制作のための取材からライティングも一手に担う。2007年12月のイベントでは、プロジェクトマネージャーを初体験した。
「アスリートの思いや会社のメッセージをいかに伝えることが出来るか、そのためのスキルを提供することが私の使命です。結果を出せば与えられた仕事はほぼ任せてもらえますが、サイトの中身などに対してはポジションに関係なく意見や希望がどんどん出てくる。ですので、一つのことに対して役割を分担して全員で神輿を担いでいるような感覚です。」(香山氏)
このように一致団結して会社を運営し、将来の大きな夢の実現を目指す上で、今後益々重要な役割を担うのはやはりSEだ。業容拡大へ向け人材の教育にも積極的に取り組んでいる。
「苦しいこともありますが、それが結果になった時に嬉しさや達成感に切り替われば良い。大小問わず自分の夢の達成に全力を注ぐことが出来る人。かつ、みんながそれぞれの夢を持っているので、他の人たちの夢を応援して協力できる人を仲間として迎えたい。技術的にはウェブアプリケーションの開発に2年程度関わった方であれば大丈夫。上級SEばかりついているのでフォローはいくらでもします。」(定塚氏)
フリーマガジン『Sports Dreamer』誌“夢をかなえる場所”という意味が社名に込められたソムニトピア・ジャパン。個人では叶えられないダイナミックな夢の実現へ向け全力で駆け上がろうとしている。
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| 会社名 | ソムニトピア・ジャパン 株式会社 | ||||||
| 企業の特徴 |
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| 資本金 | 9400万円 | ||||||
| 業績 |
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| 設立年月 | 2005年 03月 | ||||||
| 代表者 | 代表取締役社長 横尾 寿浩 | ||||||
| 事業内容 |
コンピュータパッケージソフトウェアビジネス
Webポータルサイト企画、運営 各種イベント、広告宣伝に関する企画、運営 インターネットを利用した就職情報の収集並びに販売 インターネットを利用した通信販売及びその斡旋紹介 |
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| 株式公開 | 非上場 | ||||||
| 主要株主 | 横尾 寿浩 15.83% 星野 仙一 9.13% 安孫子庄三 6.09% 佐渡友 孜 4.78% 湯原 信光 4.35% |
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| 関連会社 | なし | ||||||
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| 主要取引先 |
株式会社システムテクノロジーアイ 株式会社関電システムソリューションズ NTTコムウェア株式会社 ペタビット株式会社 株式会社クロノス |
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| 従業員数 | 31人 | ||||||
| 平均年齢 | 36.1歳 | ||||||
| 本社所在地 | 大阪府 大阪市淀川区西中島5-7-18アストロ新大阪ビル9階 | ||||||
| 交通案内 | JR新大阪駅 徒歩7分 地下鉄御堂筋線西中島駅 徒歩5分 |

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