株式会社 インタースパイア
モバイルインターネットの持つ可能性への挑戦
大企業とベンチャー企業、双方の強みを生かす
株式会社インタースパイアは、主に「モバイルメディアレップ事業」、「モバイル広告代理事業」、「モバイルメディア事業」、「モバイルコマース事業」という、モバイル関連4分野で事業展開しているモバイルマーケティング企業である。各々の事業で、広告主、広告代理店、モバイルメディア(媒体)企業、モバイルインターネットユーザーと密接に関り、その取引を強化、拡大しながら事業を拡張している。
社名のインタースパイアは、"Internet"[インターネット] と"Inspire"[インスパイア=鼓舞する] に由来。インターネットで世界をインスパイアすることを理念として、2004年12月に設立された。
インタースパイアをとりまく事業環境は、パケット定額制の本格普及、ナンバーポータビリティのスタート、モバイルインターネットの高速化、モバイルにおける検索行為の広がり、一般サイト(非公式サイト)のトラフィックの拡大などといった制度やユーザー行動の多様化により、追い風と見られ、モバイルインターネットを活用したビジネスの可能性は、飛躍的に拡大していると考えられる。
また、さまざまな局面において、ビジネスのルールが変わるような「パラダイムシフト現象」も垣間見ることができよう。その中において、インタースパイアは、当該事業ドメインにフォーカスし、モバイルビジネスに関する事業基盤、知識知恵、テクノロジー、卓越した人材等を集約させ、日本発のモバイルインターネットビジネスの健全な発展に寄与していこうと考えている。
インタースパイアのCEOである早川氏は、博報堂にて広告業務全般の経験を積み、その後、上場前のサイバーエージェントに入社。上場後単年黒字化達成までの約5年間を副社長として過ごした後、インタースパイアの創業に至る。
代表取締役CEO
早川 与規 氏また、インタースパイアは、博報堂DYメディアパートナーズやアサツーDKなど、大手総合広告代理店各社を株主とするインターネットメディアレップであるDACより資本参加を受けている。大企業からベンチャー企業まで幅広い企業と取引と行い、ならびに事業提携・パートナーの関係にある。こうした磐石な基盤を築く中、伝統的な大企業とベンチャー企業の、各々の特徴や強みを吸収しながら、どんな局面でも柔軟に対応し、成長を維持できるカルチャーやマインドを大事にしている。
単一ではない、広告と媒体の合致手法
実際、インタースパイアの社員は、大企業やベンチャー企業、証券会社、CM制作プロダクションなど様々な業界から、優秀な人材が集っている。今後も多様性の溢れる人材の受け皿となりつつ、インタースパイアらしい、また、今後の社会にふさわしい全く新しい組織文化を形成していくであろう。
インターネットビジネスを興していくために必要な、ベンチャースピリッツ、実行力、タイミング、資金・・・。そうした中でインタースパイアが注目するのが、全ての本質的な根源である個の「クリエイティビティ」。
それぞれ「自分のワールドを持つ個性的な人々」が集うと意見の違いも出てくる。
しかし、意見を発言し合い、個人個人の考えを尊重しながらも、新しいアイディアを実現していくのが集団の持つ力である。そのための仕組み作り、職場作りを行い、社員一人一人がその考えを持つことで、今後、企業が成長を遂げ、成熟期に入る局面でも、周囲が考えもつかないような新しい発想を元に新たな事業を立ち上げていくことが可能となる。各事業部それぞれの考えを尊重しながら、柔軟に組織や事業領域を拡張できる仕組み作りに力を入れ、モバイル広告やメディア、コマースといった現在の事業基盤を固めながら、常に新しい事業の種を貪欲に探し続けていくであろう。
インタースパイアの事業モデルの秀逸な箇所は多々あるが、中でも、広告手法と媒体の合致手法が単一ではない部分に着目したい。
プロジェクトごとに、広告代理店から発注を受ける立場、企業から直で仕事を受ける立場、そして自社で媒体を持ち展開する立場を併せ持つ。これにより、収益形態の単一化を避けることはもちろん、企業、また一般市民などのユーザーと直に接する機会が増えるため、メディアプランの提案力に磨きがかかる。
「ベンチャーとして新規領域に取り組むには、併せて、事業としてどうなのかを判断する冷静な視点が必要です」と語る、のは経営本部 シニアマネージャーの中村氏。「独自のモバイル媒体が立ち上げる際には、社内でやり取りを何度も何度も繰り返します。企画としての秀逸さと、事業としての存在価値の調整は必須課題です。そうした行程を経て、モバイルで注文した商品が我が家に届いたときはうれしかったですね」。
多くのプロジェクトの推進、媒体の立ち上げも、こうした社員一人一人のNo.1に向かっての熱い想いがあるからこそだ。
人物重視で採用したい
<社内風景>美しいビルのワンフロアにオフィスがある。社長室は設けず、同じフロアに社長からアルバイトまで全てのメンバーが集う。客人が会議室に通されると、フロアの全員から「いらっしゃいませ」と声がかかるのには驚いた。
IT企業、特に最新速度でつっぱしるモバイル業界というと無機質なイメージもなきにしもあらずだが、「各人が営業としての自覚も持っていますから」と、他者を敬う姿勢が全員に溢れている。
月に1度、社員全員が参加する懇親会が設けられている。部ごとにはさらに頻繁に行われているようだが、社員全員が集まることで、仕事中はなかなか話せないことや、プロジェクトをまたいでの交流が図られている。
インタースパイアが求めるのは、どんな人材なのでろうか。
「人物重視ですね」と語る、中村氏。「スキルが不足していても、地頭や知恵があり、人間としての心がしっかりしている人に来て欲しい。人間はそもそも不完全な生き物です。全てが分かる人なんていないのだから、分からないところは自分で調べ、学習してなんとかしていく、そして、未知のプロジェクトもやりとげていく気骨のある人。『自分はこれでメシをくっていくんだ』というプロ意識やモチベーションの高い人ですね」。
アナリスト出身の中村氏は、転職の決め手は「すばり、社長!」だという。
インタースパイアが設立される以前から社長の早川氏と面識があった中村氏は、様々な企業の多くの社長と会う中でも、特に、早川氏の明晰な分析力、ビジネスの推進力はもちろん、ときにはダジャレを話す温かい人間性に惹かれたという。満を持して起業となったときに、すぐにメンバーとして参加した。
まさに、将来性のある市場で、高い目標を持つメンバーと共に、十二分に力を振るえる土壌が用意されている企業である。
| 会社名 | 株式会社 インタースパイア |
| 企業の特徴 |
|
| 資本金 | 2億2800万円 |
| 設立年月 | 2004年 12月 |
| 代表者 | 代表取締役社長 早川 与規 |
| 事業内容 |
【事業領域】
1.モバイルメディアレップ事業 2.モバイルメディア事業 3.モバイルソリューション事業 4.モバイルコマース事業 ・自社メディア及び他社提携メディア上での物販、コマースサービスの企画、開発、運営 ・自社モバイルメディアサービスの企画、開発、運営 ・モバイル広告に関する提案や販売 ・モバイルマーケティングのソリューション提案 (DACと提案する形で展開中) ・モバイル広告枠及び、ソリューションの仕入れ ・モバイルメディアや広告に関するコンサルテーション、ソリューションの提供 |
| 株式公開 | ― |
| 主要株主 | デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム式会社 |
| ― | |
| 主要取引先 | 株式会社アイメディアドライブ、株式会社アサツー ディ・ケイ、株式会社インターワークス、株式会社エルゴ・ブレインズ、株式会社シリウステクノロジーズ、株式会社スタイルワン、株式会社スパイスボックス、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社、株式会社東京ニュース通信社、株式会社博報堂、株式会社博報堂DYメディアパートナーズ、株式会社ニュースサービスセンター、株式会社ゆめみ、ほか |
| 従業員数 | 51人 |
| 平均年齢 | 26.3歳 |
| 本社所在地 | 東京都 港区南青山3-2-5 南青山シティビル4F |
| 交通案内 | 銀座線 外苑前駅徒歩5分 |

-
携帯電話向けの無料Webメール・サービス
【nikkei Bpnet - 2005/09/07】

