三菱UFJキャピタル 株式会社
三菱UFJフィナンシャル・グループの一員として、ベンチャーキャピタルのトップを目指す
世界屈指の三菱UFJフィナンシャルグループの一員 三菱UFJキャピタル株式会社
世界屈指の総合金融グループ、三菱UFJフィナンシャルグループの一員である三菱UFJキャピタル株式会社。1974年設立とその歴史は長く、ベンチャーキャピタル業界に確固たる地位を築いてきた。2005年10月には合併により、その顧客基盤はさらに拡大している。
投資部門は6部門あり、その半数が銀行からの情報を元に将来有望なベンチャー企業を発掘する部隊。一方で、大学、監査法人、証券会社、総合商社、事業法人など、銀行以外の情報ルートを元に案件を発掘する部隊がある。銀行系ベンチャーキャピタルとはいえ、既存の枠にとどまらず積極的に独自のルートを開拓している。
同社は、様々な業種でシード期からレイター期まで投資を行い、バランス良いポートフォリオを描いている。最近ではシード・アーリー期の案件にも積極的に取組んでおり、より多くの潜在優良企業に早い段階から投資を行おうという姿勢を表している。
優良企業の『発掘』だけでなく投資後の『育成・支援』を重視
執行役員 垣花 直樹 氏優良なベンチャー企業に投資することから同社の事業は始まるが、それ以上に大切なのが、投資後の支援だという。
投資を行うということは、株主になるということであり、経営者とともに事業を育てていくことである。事業に惚れこみ、どう会社を良くしていくかと心を砕く、つまり経営者以上の経営マインドを持っていなければ務まらない。経営者と直接対面し、じっくりと話し、時には叱咤し、アドバイス、提案を数多くもちかける。
「私たちが行うのは、コンサルティングという第三者的なアドバイザリーではなく、むしろ、経営そのものです。」と垣花氏は言う。
IPOを実現するために企業の価値をどう高めていくか。例えば資本政策の立案、マイルストーンに基づく複数回のファイナンス組成、M&Aや業務提携、人材の紹介や組織の整備等々、経営に直結するあらゆることを考える、そこがこの仕事の面白いところであるという。
過去3年は、毎年170社以上のペースで投資実績をあげてきた同社。設立来の累計投資先社数は2,900社。その内、3割強の900社がIPOを達成したという。全上場企業約3,900社の25%に、同社が関与したということを表すと、同氏は説明する。
経営者との出会い、最新の技術を共に育てる醍醐味
投資第5部 次長 林 亜樹 氏キャピタリストとして、銀行以外のルートで営業を行う林氏は、電子部品分野に注力している。同氏は、前職で3年間、電子部品工場が多く投資も盛んな台湾に駐在した。そこで培ったネットワークを武器に、現在も日本で同分野の開拓を試みる。
仕事の醍醐味は「最初から経営者に会えること」だという。資本政策については専門家の同氏の方が経験豊富であるため、詳しくアドバイスすることができ、結果、色々な本音を引き出せるという。また、人的ネットワークを活かして、必要な時に必要な人を紹介できることも、経営の役に立っている。最新の技術に触れる楽しさはもちろん、それが実用化されるのを目の当たりにするのも感慨深い。
ここ数年は、IT分野への投資が上位を占めている同社だが、従来業種(メーカー、小売・卸、サービス)での成長の芽も見逃さない。結果、バランスのとれた業種ポートフォリオを構成する。そのトレンドは時代と共に刻々と変化する。
「マーケットのトレンドが変化するスピードと、それに事業を追いつかせるスピード、両者を見極めて絶妙のタイミングで投資を行うことは、非常に『ドキドキ感』があります。自分の力量を試される、面白い局面ですね。」と同氏は笑う。
また、一口にITと言っても、最近は、これまでは異分野として分類されていた複数の技術が融合されて、一つのサービスを形成するケースが増えてきているという。
例えば、病院の入院患者のベッドにある情報端末。その「液晶パネル」で、「テレビ」を観られる、「Eメール」を送信出来る、さらには「電子カルテ」を閲覧できるなど、各分野の技術が融合されているのである。
こういった最新の分野にいち早く関わることができるのも、キャピタリストとしての仕事の面白さである。自分が見込んだ企業を、経営者と二人三脚で、育てているのである。
人的ネットワークと経営マインドを持って
企画部 次長 岩野 秀朗 氏今後は、本業である国内ベンチャーキャピタル投資に一層注力することを最重要事項としつつ、海外投資の積極化や、同じプライベートエクィティの一環として、MBOなど、周辺分野も検討していきたいという。
同社では、三菱UFJフィナンシャルグループの一員という強みを活かしグループのネットワーク、情報量、ソリューション提供力等、活用できるものは多岐にわたる。また、豊富な資金力も同社の強みの一つである。それらがキャピタリストの積極的な取り組みを後押ししてくれるだろう。
また、同社ではより質の高い投資を行うべく、さまざまなファンクションを社内に配置している。投資前のデューデリジェンス段階では、アナリスト部隊が投資判断に資する意見具申を行い、さらに、投資後はM&A部隊が投資先のバリューアップ・早期EXITに貢献する。キャピタリストのみならず、こうしたファンクションが融合することによってベンチャー企業の夢の実現をサポートする。
「これまでのキャリアで築いてきたネットワーク、専門分野が活かせる場です。金融出身でなくても構いません。その道のプロを自認するような、経営者以上の経営マインドと、ベンチャースピリットを持つ人に参画してほしいですね。」と岩野氏。
「どんな先端技術を持つ会社も、経営しているのは人です。従ってキャピタリストには、人間としての魅力も重要です。」と垣花氏は付け加える。
投資委員会の前には、キャピタリストとアナリスト双方が喧嘩さながらに真っ向から意見をぶつけ合い、侃々諤々の議論を繰り広げ、社内に緊迫した雰囲気が広がる局面もある。一方で、IPOが達成された時には、担当者を囲んでフロア全体で拍手の渦が巻き起こるなど、温かい雰囲気があるのも同社の一面である。
| 会社名 | 三菱UFJキャピタル 株式会社 | ||||||
| 企業の特徴 |
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| 資本金 | 29億5,000万円 | ||||||
| 業績 |
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| 設立年月 | 1974年 07月 | ||||||
| 代表者 | 代表取締役社長 鴇田 和彦 | ||||||
| 事業内容 |
・未公開株式への投資業務
・資本政策立案 ・資本調達方法のアドバイス ・企業価値向上のためのコンサルティング ・合併・提携の斡旋 など |
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| 株式公開 | 非上場 | ||||||
| 主要株主 | 三菱東京UFJ銀行 三菱UFJ信託銀行 東京海上日動火災保険 明治安田生命 三菱化学 三菱UFJファクター 三信 |
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| ― | |||||||
| 従業員数 | 90人 | ||||||
| 平均年齢 | ― | ||||||
| 本社所在地 | 東京都 中央区京橋2-14-1 | ||||||
| 交通案内 | 東京メトロ 銀座線京橋駅より徒歩5分 都営地下鉄 浅草線宝町駅より徒歩1分 |

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