アリト 株式会社
ローコストのオンラインショップ運営を実現した「CBロボ」の生みの親
オンラインショップ運営をローコストで効率化するシステムを提供
エントランス今や、誰もが気軽にオンライン・ショッピングを楽しめる時代。インターネット上では様々な分野のショップが立ち並んでいる。その一方、自分でお店を開く人も増えてきた。ネットショップを運営するためのサービスもたくさん出揃い、正に百花繚乱の感がある。
ネットショップを始めることに、それほど高いハードルはないが、実際にショップを運営してみると思いのほか煩雑な作業が待ち受けていることに驚かされる。対面での販売であれば、その場で会計を済ませ、お客様に品物を渡し、完了するが、ネットショップの場合は、商品の購入からお客様への受け渡しまでの間に受注メールの送信、決済、発送その他の作業に手間がかかる。この他、商品管理、受注管理、顧客管理、販売分析―などをきちんと行おうとすると、本格的なネットショップの運営には売買以外の作業が多すぎ、売上が上がっても、利益が出ないといった店舗も多いという。
このようなオンラインショップ運営の作業をローコストで効率化するシステムを提供するのがアリト株式会社だ。
代表取締役 前田 俊喜 氏同社代表取締役の前田俊喜氏は、大手レンタルビデオチェーンのシステム企画、開発に携わり、その後独立して、アリト株式会社を設立した。その過程で、現在の事業の礎となるネットショップも開始。最初は社員2人で始めた会社だったという。元来独立志向の強い前田氏は、自社で企画した製品を自社で開発する物づくりの会社を興すことを目標としてきた。それが形になったのが、同社が提供するオンラインショップの運営支援システム「CBロボ」なのである。
ネットショップ運営の受発注作業を効率化する「CBロボ」
三軒茶屋駅から徒歩5分。
商店街から一歩入った静かな環境CBロボは当初、同社が運営するネットショップの業務効率化のために開発されたもの。これに取引先が注目し、同じシステムを構築して欲しいとの申し出があった。これが最初の仕事となり、その結果、非常に良いシステムだと評判に。同システムは主に紹介と口コミで広まっていった。
CBロボとは一体どのようなサービスなのだろうか。
オンラインショップを運営する際に手間になるのが、商品登録や在庫の更新、発送準備など。また、最近では複数の大手ショッピングモールに出店しているショップも多く、各モールでの登録、更新作業には多くの時間を要する。「CBロボ」は登録~商品お届けまでの業務を自動的に行うシステムをASP方式で提供するもの。これを導入することにより、これまでショッピングモール毎に行ってきた商品データの登録や受発注の管理などを一元で行うことが可能だ。基本の受注管理、商品管理からオークション管理、主要物流企業との連携機能、決済連携、販売管理、在庫管理その他、店舗運営に必要な機能が網羅されている。さらに最近は、倉庫管理システムやユーザーの基幹システム、自社サイトなど外部システムと接続するケースが増えているという。
これだけの機能を備えていながら、料金は驚くほどリーズナブル。基本サービスが月額20,000円から利用できる。ライトプラン、スタンダードプラン、アドバンスドプランの3つのプランに分かれており、共用のサーバを利用するライトプランの場合、初期費用がかからない。しかも、オンラインサインアップをした日から月末まで無料で各機能を試すことができる。これは、このサービスを自信をもって薦めることができることの表れ。「このサービスに納得してから導入してもらいたい」(前田社長)。もちろんオプション料金を追加すれば、各種オプションも利用できる。最初は必要最低限のサービスを受け、必要に応じて機能を追加していけば、初期投資に多額の費用を支払うリスクを避けることができる。
同様のサービスを提供する会社もあるが、店舗の求めている機能を全て満たしている製品は少なく、CBロボに切り替える会社も多いという。
それらのユーザーには上場企業から、一般のネットショップまで幅広く、数々の機能と各店舗に適したプラン、外部接続のソリューションを用意して対応している。
「後発で当社と同様のサービスを始める企業も出てきましたが、今からだと最初から全てのモールに対応し、弊社の製品と同等かそれ以下の価格で提供しなければならず、採算ベースにのせるのは難しいのではないでしょうか。」(前田社長)。
同社の収益はCBロボに代表されるASPサービスの利用料以外に、物流連携拡張機能等による従量課金部分、その他顧客ごとのカスタマイズ。
現在、これらの収入で安定した事業運営を行っている。また、営業面においても、紹介や口コミ、ネット検索などによる受注が多く、これまで特別に販促費をかけたことがないのだそうだ。
100%自社製品の開発に携われることが魅力です
ユーザーサポート 大澤 氏事業が拡大すると共に、不足してくるのがマンパワーだ。
同社の事業は創業以来、ユーザーのニーズを吸い上げて、サービスの質と内容が広がっている。これに応じて、エンジニアも増やさなければビジネスのスピードに追いつけない状況だ。前田社長は「自分で作ったものを売る」ことへのこだわりがあり、この部分でベクトルが合うエンジニアを求めているため、正社員として100%自社開発の製品を作ることに喜びをもって欲しいと考えている。
「他のシステム会社でも自社製品を開発し、その製品だけで黒字経営をしている企業はほんの一部。エンジニアとしての醍醐味、仕事の面白さは、やはり自社製品を作り上げることにあるのでは」。また大手企業と違い、エンジニアが直接お客様と接する機会が多く、生の声を聞くことができることが同社の魅力の一つとしている。つまり、上流工程からの経験が可能ということである。
エンジニアばかりでなく、ユーザーへのサポートを行うユーザーサポートも必要とされている。同社の特色は、ユーザーへのサポートを電話でも応対する点。通常格安のプランを提供するASP会社では、サポートは全てメールで行うところが多い。しかし、迅速で細やかな対応をするためには、電話で直接対応することも必要だ。現在、同社は70社を超えるユーザー(2008年7月時点)を抱え、各種問い合わせに応じているが、今の人員ではさすがにオーバーフローしつつあり、十分な対応をするためにもユーザーサポート部門でも人材を求めている。
伸び盛りの会社の成長と共に自分も成長できる
打ち合わせ入社5年目の大澤氏は前職で経理として働いてきた。同社には最初、経理のアルバイトとして入社。当時はPC関連の知識はあまり無く、仕事をしながら覚えていったという。現在は、経理以外にユーザーサポートが業務の大半。「会社と共に成長していけるところが魅力です。伸び盛りの会社ですので、数ヶ月の間にも成長が実感できます。またサポートしたときにお客様から感謝の言葉をいただくことも多く、今でも試行錯誤なのですが、やりがいを感じています」と大澤氏。前田社長いわく、「ユーザーサポートが営業代わり。丁寧な対応でリピートや紹介につながっている」ことから、営業面でも重要な位置付けだ。
顧客の声をサービスに反映させるために、ユーザーと接点を持つことに重きを置く同社。地方から同社を訪問するユーザーも少なくないという。顧客の声、会社の成長が身近に感じられるところに、同社の大きな魅力がある。
前田社長は、今後の同社の展開について「CBロボを中心とし、ユーザーのニーズを捉えながら、店舗業務で未開拓の分野を探り、新たな展開を図りたい」と語っている。
| 会社名 | アリト 株式会社 |
| 企業の特徴 |
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| 福利厚生 |
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| 資本金 | 3687万円 |
| 設立年月 | 2001年 11月 |
| 代表者 | 代表取締役 前田 俊喜 |
| 事業内容 |
インターネットに関連するシステム開発・サービス提供
◆ASP事業(ショッピングモール出店支援システム) インターネット上のショッピングモールに出店する店舗の運用者にとって 負担となっていた作業を自動化し、効率的な店舗運営を実現します。 当社独自開発のシステムにより、商品登録、受注管理など、これまで手 作業で行っていた作業を自動化することが可能です。 ◆Webインテグレーション事業 Webサイトの戦略立案、企画・制作・技術すべての側面からトータルで設計・構築。 eビジネスを実現する、EC・CRMなどのシステムの設計から運用・保守までお客様の ニーズに合わせてご提供します。 ◆物販事業 インターネット上のショッピングモールでの商品の販売。 |
| 株式公開 | 非上場 |
| 主要株主 | ― |
| ― | |
| 主要取引先 |
株式会社せーのデザイン 株式会社テレビ東京 株式会社テレビ東京ダイレクト ヘインズブランズジャパン株式会社 株式会社ローネ・ジャパン |
| 本社所在地 | 東京都 世田谷区太子堂4-30-22-1F |
| 交通案内 | 東急田園都市線三軒茶屋徒歩6分 東急世田谷線三軒茶屋駅徒歩5分 |

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個人投資家向け株式SNS「Kabucome」ベータ版サービス開始
【nikkei Bpnet - 2006年9月15日】

