株式会社 アスモ (旧:株式会社 ケーイーエス)
無線ネットワーク分野を中心に通信の未来を切り拓く
あの大ヒット製品も当社の仕事です!
アスモ(旧:株式会社ケーイーエス)は、前身の「神田通信工業」の時代を含めると、およそ90年の歴史を誇る老舗メーカーである。戦後間もない1948年に逓信省(当時)の指定メーカーとしてトランシーバーなど通信機器の製造に本格的に着手。その後、日本電信電話公社(当時)により黒電話(600形電話機)などの制作認定を受け、NTT誕生後も引き続き電話機分野で実績を重ねるとともに、ワイヤレスルータ、大規模ネットワーク用無線LANアクセスポイント、中国国内向けPHS端末などにもビジネスを拡大してきた。2006年には、情報通信機器の販売などで知られるレカムグループの一員として新たなスタートを切っている。
同社の技術的な強みについて、可児氏はこう語る。「当社が長年にわたり一貫して蓄積してきたのは無線通信に関わる技術です。かつてトランシーバーなどを手がけていた技術的な基盤を活かし、コードレス電話機、PHS端末、さらには無線LAN、RFID(無線タグ)など時代が求める最新の技術領域に果敢にチャレンジし、市場で確固たる地位を築いてきました」
こうした技術力が結実し、近年爆発的なヒットを記録したのがウィルコム向けPHS端末『9(nine)』。厚さ11.5㎜のコンパクトなボディに、高いデータ処理能力、快適な操作性を兼ね備え、国内外のグッドデザイン賞を総なめした傑作端末である。
「ユーザーに直感的に訴えかけるコンパクトなデザインを維持しつつ、いかに高い性能を内部に組み込むかが腕の見せどころ。当社は、無線通信技術はもちろん、それらを実現するための高密度IC(電子回路)技術やソフトウェア技術を有しており、それが『9(nine)』の成功に結びついたと思います。現在、この端末を生み出したメーカーとして、さまざまな方面から新たな製品の打診を受けていますが、マンパワーに限りがあるためなかなかお引き受けすることができない状況が続いています」(可児氏)
同社の売上構成は、PHS端末関連が5割前後を占め、以下、NTT系電話機のリース、非常電話、無線LANなどのネットワーク製品などが続く。『9(nine)』のヒットなどの影響もあり、年間売上高は従来から2.5倍の70億円レベルに急拡大を遂げた。
「これからも引き続きPHS端末関連を拡大していくとともに、従来から培ってきた無線通信技術を活かして、より高速・大容量のデータ通信に貢献する製品に力を入れて、『得意分野』と呼ぶことができる領域を増やしていく方針です」(可児氏)
風通しの良い環境で安心して仕事ができる
長い歴史を誇る同社では、一つの伝統が息づいている。それは上下左右の風通しがよく、メンバーが安心して働くことができる環境である。
「当社はかつて東証2部に上場していたこともあり、国際認証であるISO9001(品質保証)などを取得し、社内規程などもしっかりと整備されています。その一方で、上下左右の関係は過度に厳しすぎることなく、仕事に必要なスキルやノウハウを先輩社員から後輩社員に伝えることが当たり前となっており、こうした雰囲気の良さが安定的な定着率の高さに結びついていると思います。役員面接時の雰囲気の良さに惹かれて、年収で100万円以上も高く提示を受けていた他社の誘いを断って、当社を選んだ中途人材もいるんですよ」と飯塚氏。
たとえば新製品の開発などに際しては、営業、開発、製造などに属する人材が部門の壁を超えて臨機応変に集められプロジェクトチームが組まれる。歴史と伝統を誇る企業にありがちな硬直した雰囲気は、同社には見られない。
「風通しの良さは人材の評価にも活かされており、上長と本人との相談により個人目標を決定し、評価の理由についてもきちんと説明を受けることができます。ちなみに技術系の人材評価については、現場のマネジメントが複数人集まりクロスチェックを行い、さらに経営トップを含めた役員がチェックしているので、本人にとって納得感が高いと思います」(飯塚氏)
また、メーカーとして品質保持に気を配っていることも同社の大きな特長。社会インフラとして高い信頼性が求められる電話機など通信機器を扱うため、防水、静電気、雷など各種試験・検査機能を自社内に完備している。
「当社がお取引する企業は、NTTを始めとした超一流の企業ばかり。そのため、品質に対する要求レベルは高く、技術や製品の試験・検査には万全の体制を敷いています。こうした品質へのこだわりは、非技術系の部門でも活かされており、『次工程はお客様』という意識を強くもち、経営品質全体の向上に結び付けています」(飯塚氏)
ものづくりに必要なあらゆる力が身に付く
本社外観同社では、PHS端末などの開発案件の拡大に伴い、技術系を中心に新たな人材を募集している。
選考上のポイントについて、可児氏は次のように説明する。
「何をやりたいのか明確な人、目的意識を明確にもっている人が望ましい。当社としては、そのような個人の想いに対して、どのような仕事がマッチするのか見させていただきたいと思っています。それから、当社は非常にコンパクトな企業であるため、製品の開発から販売までを見とおして、責任とこだわりをもって仕事に取り組むことができる資質があるかについても重視したいですね」
さらに飯塚氏はこのように続ける。
「責任とこだわりをもつ大切さは、技術系だけでなく営業系の職種についても同じことが言えると思います。営業については、単にものを売るだけでなく、これまで世の中にないものを提案するという要素もある。技術者に負けないくらい製品に愛着をもって仕事に打ち込む姿勢が大切ですね。先ほどお話したウィルコム向けの案件についても、担当営業がとことん食らいついたことが受注への大きな原動力となりました」
2007年秋には、営業系と技術系が一体となった事業部制を導入しており、従来からのコミュニケーションの良さを活かして、さらに一体感を増した業務を展開できる環境が整った。職種のわけへだてなく、開発から販売まで一貫して責任とこだわりをもって仕事を進められる人材の必要性は高まっている。
「大企業では、同じものづくりであっても、その中のほんの一握りしか任せてもらえず、すべてに携わるにはプロジェクトマネージャークラスに就かなければなりません。しかし、規模がコンパクトな当社であれば、全員が一体となった組織の中で、ものづくり全体を一貫して学べる環境が整っています。それだけ責任感が求められる環境ではありますが、その分、高い実力を身に付けられるはず。当社のメンバーは真面目で素直な性格のメンバーが揃っており、中途入社の人でもすぐに馴染めると思いますよ」(可児氏)
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| 会社名 | 株式会社 アスモ (旧:株式会社 ケーイーエス) | |||||||||
| 企業の特徴 |
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| 福利厚生 |
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| 資本金 | 3億100万円 | |||||||||
| 業績 |
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| 設立年月 | 1971年 5 月 | |||||||||
| 代表者 | 代表取締役社長 伊藤 秀博 | |||||||||
| 事業内容 |
1.通信機器・OA機器の開発、製造、販売
2.ソフトウェアの開発、販売 3.セキュリテイー機器システムの開発、製造、販売 4.NTT商品等の販売 |
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| 株式公開 | 非上場 | |||||||||
| 主要株主 | レカムホールディングス株式会社 | |||||||||
| 関連会社 |
レカムホールディングス株式会社 レカム株式会社 株式会社アレックシステムサービス 大連レカム通信設備有限公司 |
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| 主要取引先 |
東日本電信電話株式会社(NTT東日本) 西日本電信電話株式会社(NTT西日本) NTTコミュニケーションズ株式会社 株式会社ウィルコム |
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| 従業員数 | 130人 | |||||||||
| 平均年齢 | 42.0歳 | |||||||||
| 本社所在地 | 東京都 中央区勝どき3-12-1 FOREFRONT TOWER17階 | |||||||||
| 交通案内 | [都営大江戸線]「勝どき」駅下車A4出口 徒歩5分 |

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