システム・ロケーション

COMPANY REPORT

2010年8月に移転した自社ビル
光が多く、明るい社内となっている。
2010年8月に移転した自社ビル
光が多く、明るい社内となっている。

社内のコミュニケーションスペースとしても利用している、エントランスホール。
社内のコミュニケーションスペースとしても利用している、エントランスホール。

 

0から1を作れる会社

世界中のバイヤーがWeb上でリースアップ車の出品情報を閲覧できる「Web入札会」。この仕組みをいち早く作り出したのが、システム・ロケーション株式会社です。

当社は、長い間、「勘」や「経験」に頼って行なわれてきた自動車ファイナンスにビジネスチャンスを見いだし、まさにゼロの状態から業界の業務効率化や合理化をリードしてきたベンチャー企業です。
「マーケットプレイス」、「IT」、「ファイナンステクノロジー」における強みを生かして事業を展開しています。

現在、リース車両の再販のための入札会運営事業、オートリース営業担当向けの業務支援ツール「シスろけっと™」、過去の中古車販売実績を統計学的に解析して、リース契約期間満了後の予想売却価格を算定するシステム「RV Doctor™2」、車両の詳細なカタログデータを電子的に整備した「しろくま™車種DB」などを中心に、これらを組み合わせた様々な車の価値算定に関わる業務支援ツールを提供しています。また、最近では、世界的な大手自動車メーカー系のファイナンス会社と共同で「残価システム」を開発するなど、注目を集めています。
「シスろけっと」は、オートリース会社の営業の担当者が、日常の営業活動を行なう上で必要とされる情報や顧客への提案に役立つツールをひとまとめにしたポータルサイトの形で提供しており、好評を得ております。また、「RV Doctor™2」は、過去のリース満了車販売実績をもとに中古車の残価を判断する上での指針となるシステムですが、残価のみならず、様々な角度からのデータ分析を実現しています。このほか、国産車・輸入車約10万グレードを収録するカタログデータベース「車種DB」も提供しています。

これまで誰もが挑戦してこなかった分野に切り込み、顧客のビジネスを支援しているのが当社です。まさに何もない「0」の状態から「1」を生み出すその企業姿勢は、業界で高い評価を受けています。







 

データを持つものが市場を制す

1992年に設立した当社は、まずリース車両の再販の為の入札会を始めました。これによって業界の全体像を俯瞰しながら、自動車の“価値”に関するデータを収集したのです。並行して、コンピュータで入札できるシステムを開発し、2000年には蓄積したデータをもとに自動車の将来価値を算出するシステムをリリースしました。

通常の中古自動車と異なり、リース車両は数年で十数万キロの走行距離になっていたり、社名ロゴが入っていたりと、国内市場向けにはなかなか売買が成り立ちにくい車両が多いですが、海外市場においては大きなニーズがあります。そうしたニーズに応えるマーケットプレイスの仕組み作りを当社は手がけたのです。そして、その入札会の運営や、出品者独自ブランドの入札会の業務支援などを行なう過程で得たデータを解析し、統計的手法により適切な残価算定を行なうことを可能にしてきました。これが、現在のような、客観的で公平な残価設定につながったのです。




「当社ではいち早くリース車に特化した事業を進めてまいりました。2000年以降に売っていた車についてはほぼ全てのデータを持っており、今も、日々膨大な量の新しいデータをインプットしています。つまり、パイオニアとしての長年の取り組みが唯一無二の膨大なデータの蓄積につながり、それを駆使することでプラットフォームの構築や、自動車資産価値の算出などが可能になってくるのです」

正確なデータを持つものこそが市場を制す。このことを、当社のケースは物語っています。すなわち、今後、新規参入を試みる競合が現れようと、先行して蓄積したノウハウは簡単には揺るがないのです。先行者優位性が大いに働き、リーダーシップをもってビジネスを展開することが可能です。

しかし、マーケットプレイスの運営、ITやファイナンスの知識なども、業界の本当のニーズを汲む力がなければ浸透しません。 当社では、IBM出身の千村社長を筆頭に、優秀な営業・システム担当などの社員達が常に顧客と密接な関係を保ち、ニーズを先読みしてニーズに合ったタイミングのよい提案できる力を持っているからこそ、それを実現してきました。そこに生まれてくるはずのニーズをとらえ、新しい商品として形にしていく。そんな創造が、当社では繰り返されているのです。







 

堅実経営でありながら、ベンチャー精神も忘れない

オートリースの分野は2008年のリーマンショック以降大きな変化にさらされ、一定規模の安定的な利益は見込めるものの、この分野だけでは伸びは限定的となってきています。 当社としてはオートリースの確実な利益とは別のところで、さらなる利益をあげることを目指しています。

加えて、同社は無借金経営であり、この未曾有の不況下においても、健全な財務体質の下、十分に余力を持って次なるビジネス分野の開拓にアグレッシブに臨んでいける会社です。

そんな当社が求める人物像とは、新しい事業にもスピード感を持って取り組み、あらゆる業務を並列処理できるような元気のいい人。当社で仕事をすることで、社員は確実にスキルを身につけ、成長していくことができます。しかし、それも黙っているのではなく、自らが「0」を「1」にするスピリットを持つことが重要。そうすることで、当社と一緒に大きくなっていけるのですから。

会社概要

会社名 システム・ロケーション 株式会社 
企業の特徴
    上場自社サービス製品あり残業少なめ
資本金 1億9144万5千円 
売上(3年分)
  2012年 3月期 2011年 3月期 2010年 3月期
売上高 848百万円  831百万円  988百万円 
 
設立年月 1968年04月
代表者氏名 代表取締役社長 千村岳彦
事業内容 オートファイナンス事業者向け業務支援
株式公開(証券取引所) JASDAQ 
主要取引先 主要取引先(50音順)
株式会社アプラス
株式会社オリエントコーポレーション
オリックス自動車株式会社
トヨタファイナンス株式会社
日本カーソリューションズ株式会社
芙蓉オートリース株式会社
トヨタレンタリース各社
他 オートファイナンス会社各社
従業員数 21人
平均年齢 36.0歳
本社所在地 東京都 目黒区東山2-6-3 SLC目黒東山ビル