![]() |
世界シェア20%、FA業界のリーディングカンパニー |
|
世界のあらゆる工場において、高度化・複雑化する生産ラインの設備や装置。これらの設備や装置についているスイッチやランプ、メーターなどを、各生産ラインに合わせて、タッチパネル上に自由に設定し一元的な操作を可能とするのが、『プログラマブル表示器』と呼ばれる機械だ。 株式会社デジタルとはこの『プログラマブル表示器』を“世界で初めて”開発したFA(ファクトリーオートメーション)機器メーカーである。 同社は1972年、4人の技術者によって設立された。乗り合いバスの運賃表示器や、歯科医向け専用コンピュータなど、多種多様な製品を開発生産する中で、煩雑化した自社の生産ラインを効率良くかつ簡易に管理することを目的として開発したシステムをベースに、1989年、初代プログラマブル表示器『GP-510』を生み出した。この製品は、PLC(制御機器)などの外部機器のあらゆるプロトコルに対応し、どんな製造現場でも使えるという汎用性によって爆発的なヒットとなり、同社製品に冠した『Pro-face』というブランド名は世界の注目を浴びることとなった。 GP3000 SERIES 以来、WindowOS上で動く操作表示器『パネルコンピュータ』や、表示器とコントローラを一体化させた『表示器つきコントローラ』といった“世界初”の製品を次々と開発。また、1997年以降は、情報化ソフトウェアの開発にも取り組み、生産現場で蓄積された情報の活用や、オフィスなどからの遠隔監視、リモートメンテナンスなど、《見える工場、見せる装置》をコンセプトとした製品開発を展開するなど、“操作”と“表示”に加えて、“制御”や“情報”の分野にまで事業領域を拡大してきた。 現在、操作表示器分野におけるシェアは、国内で40%、BRICsを中心に販売拠点を増やす海外においても20%を超え、FA業界のリーディングカンパニーとして確固たる地位を築いている。 |
|
![]() |
技術力の向上への真面目な取り組みが事業の発展に結実 |
|
Pro-face フェア風景自社製PLCのインターフェースとして位置づけられ、他社製品との互換性を持たない競合企業の操作表示器とは異なり、専業メーカーであるデジタル社の操作表示器は、各メーカーの多様な外部機器に簡単に接続できるよう設計開発されている。そのため、生産ラインの組み換えなどに柔軟に対応することが可能となっている点が、同社製品が世界中で広く受け入れられている要因の一つだ。そしてそれは、《生産現場における“快適”かつ“安心”なHMI(人と機械を結ぶインターフェイス)環境の創造》を目指す同社ならではの独自性でもある。 もともと同社がFA分野に特化し始めた背景には、安定した市場で地に足を付けた経営をしたいという創業者たちの思いがあった。FAの市場が急激に衰退することはないという見極めから、この分野で確固たる地位を築くために“高い技術力”を蓄積し、“安定して供給できるオリジナル商品”を持つことで生き残る道を作ってきた。 創業者たちの、技術に対して真摯に向き合い地道に努力する姿勢と手堅い経営は、制御機器の分野で高いシェアを誇るフランス・シュネデール・エレクトリックSAとの業務提携により新体制に移行した現在でもしっかりと受け継がれ、世界に23箇所(2007年現在)もの販売拠点を持つまでに事業規模を拡大してきた。 このような成長の要因を、人事部グループリーダーの和田氏は、次のように説明する。 「HMIの“分かりやすさ”と“使いやすさ”を追求する当社は、人が直接触れる表示器の“見え方”に注力して製品を開発してきました。最初に出したプログラマブル表示器が爆発的に売れ、競合他社の参入が相次ぐ中でも、多くのお客様に選び続けていただけている理由は、開発当初から受け継がれてきた“技術力の高さ”にあります。仕事に対して“情熱”を持って“真面目”に取り組み、新しいことに常に“チャレンジ”する、そのような社風が当社の技術力に結びついたのです。」 |
|
![]() |
社員の多様性を受容して能力を引き出す企業風土 |
|
同社の社員630人(2007年現在)のうち約半数は中途採用による入社であり、その経歴は様々だ。前職ではパン屋でパンを焼いていたという営業部長、文系法学部出身の開発部長などなど。様々な想い・価値観・経験を有した人間が集まってきている。そのような多様性こそが競争力の源泉と考える同社では、チャレンジする意思・情熱を非常に重視しており、採用におけるダイバーシティを一層推進するため、入社後の教育研修にも力を入れている。 同社では製品知識・業務知識の習得は当然のこととして、社員個人が実現に向け取り組みたいことと会社としての成長を結び付けるべく、各部署で各職務レベルに応じた教育研修を体系化し実施している。社員の成長なくして、企業の成長は成し得ない。 当たり前のことを、当たり前として取り組み続けることにより、デジタル社は発展してきたのだろう。 一方、実力主義に基づいた賃金制度や評価制度も同社の大きな特徴だ。仕事の内容によって年俸のベースが決まる職務等級制や、経営理念と経営計画をベースに各自の目標を設定して半年ごとに評価する目標管理制度などは、より働きがいのある職場にするために導入された。 人事部採用担当 河村 享一郎 氏「本人の意志を尊重する会社です。出来る限りの環境を用意しますので、これから入社する方は精一杯実力を発揮していただきたい。」 と語るのは採用担当の河村氏。 「世界トップシェアの製品を世に送り出す人々を採用する仕事に、非常にやりがいを感じています。」と入社後の感想も語っておられた。 自分の個性を発揮して“世界”の物づくりに貢献できる企業、それが株式会社デジタルである。 |
|
| 会社名 | 株式会社 デジタル | ||||||||||||
| 企業の特徴 |
|
||||||||||||
| 福利厚生 |
|
||||||||||||
| 資本金 | 39億2915.5万円 | ||||||||||||
| 業績 |
|
||||||||||||
| 設立年月 | 1972年 7 月 | ||||||||||||
| 代表者 | 代表取締役社長 大谷 宗宏 | ||||||||||||
| 事業内容 |
■同社のグループ事業はエレクトロニクス分野を
中心に展開しています。操作表示機、制御 システム・機械、特機その他の4つに区分されます。 操作表示機は同社の主力製品であるプログラマブル 操作表示機「GPシリーズ」からなり、その他の フラット・パネル・ディスプレイの「FPシリーズ」 が含まれます。 当社はプログラマブル操作表示機のパイオニアで、 国内トップシェアとなる40%(世界シェアは20%)を越える 市場占有率を有しております。 |
||||||||||||
| 株式公開 | 非上場 | ||||||||||||
| 主要株主 | ・シュネデール・エレクトリックS.A. | ||||||||||||
| 関連会社 |
■海外関連会社 INDE Electronics,Inc. ■Pro-faceグループ海外拠点 ・Wuxi Pro-face Electronics Co., Ltd. ・Proface China International Trading (Shanghai) Co., Ltd./ ・Pro-face Korea Co., Ltd. ・Pro-face Taiwan Co., Ltd. ・Pro-face South-East Asia Pacific Co., Ltd. ・Pro-face Australia Pty Ltd. ・Pro-face America, Inc. (North/South American Head Office) ・Pro-face Europe B.V.(European Head Office) ・Pro-face France S.A.S. ・Pro-face Deutschland GmbH 他 |
||||||||||||
| ― | |||||||||||||
| 主要取引先 | 国内外大手製造メーカーはじめ多数 | ||||||||||||
| 従業員数 | 587人 | ||||||||||||
| 平均年齢 | 38.0歳 | ||||||||||||
| 本社所在地 | 大阪府 大阪府大阪市住之江区南港東8丁目2番52号 | ||||||||||||
| 交通案内 | ・ 地下鉄四つ橋線「住之江公園」駅で ニュートラムに乗り換え、「ポートタウン東」 駅で下車、徒歩7分 ・ 地下鉄中央線「コスモスクエア」駅で "ポートタウン東"行きバスに乗り換え、 「南港中央公園北口」停留所(ひとつ目)で下車、 徒歩2分 ・ 地下鉄中央線「コスモスクエア」駅で ニュートラムテクノポート線に乗り換え、 「ポートタウン東」駅で下車、徒歩7分 |