株式会社 積水工機製作所
最先端技術と世界的ネットワークを活かし、高品質な「日本の金型」を世界中に提供する
「日本の大手メーカー」から「グローバルカンパニー」へ
本社
私たちの生活に密着したさまざまな工業製品。自動車、家電品、住宅資材・設備、各種プラスチック製品など、あらゆる製品づくりの場面に不可欠なのが「金型」の存在である。
金型の精度は、大量生産される工業製品の品質を左右する重要な要素の一つだ。ミクロン単位の高精度が求められ、最先端の機械・システムの導入だけでは実現できない。
そんな金型設計~製造の領域において、品質、技術、生産量ともに各業界のトップメーカーからの高い評価と信頼を獲得しているのが、株式会社積水工機製作所だ。
同社の歴史は、プラスチック加工のトップメーカーとして業界屈指の歴史と実績を築く積水化学工業株式会社を母体に誕生した1961年に始まる。設立の翌年には本社工場(大阪府枚方市)の操業をスタート。その後、各地に事業所や工場を開設しながら順調に成長を続け、1991年には大阪証券取引市場第二部に上場。金型専業メーカーとしては唯一の上場企業となる。2002年には中国・上海に金型設計事務所を開設。そして2003年4月、大手メーカーの新製品開発支援で名高い総合エンジニアリング企業・株式会社アークのグループ企業となった。
それ以降、アジア、ヨーロッパ、アメリカにグローバルネットワークを拡大。世界の金型ニーズへの即応体制づくりを行ない、世界市場への進出に向けた基盤を築いている。
世界の自動車メーカーに認められる技術力と生産力
展示会風景
金型の設計から製造まで、すべてのプロセスをワンストップで請け負う同社。45年以上の歴史の中で蓄積してきた独自のノウハウと高い技術力に、日本国内の大手メーカーだけでなく、海外の有力メーカーからも熱い視線が注がれている。
そんな同社が最も得意とするのが、大型プラスチック射出用金型の設計・製作だ。
具体的には、自動車のインパネやドアパネルといった内装部品、バンパー、グリルといった外装部品の製造用の大型金型である。国内すべての自動車メーカーへの納品のほか、海外の自動車メーカーからのオーダーも増えているという。
日本の自動車メーカー各社が積極的に海外進出をするなかで、同社製品の約半数が海外に向けて出荷されている。また、近年では同社が特許を有するバルブゲートシステムでの各部品の製作を指定するメーカーも増えており、他社への技術的アドバンテージとなっている。
大型金型の設計・製作は、小型のそれに比べ、より高度な技術や経験が必要とされる。特に自動車用部品の金型に関しては、オーバークォリティーと感じられるほどの完成度の高さが求められるという。ボディー各部はデザイン上での個性の差別化を図るだけでなく、走行性能や燃費にも影響を与える大切な部分であるし、インテリアに関しては質感や機能性を確保するための細部にわたる工夫が必要となる。
さらに、内外装を問わず安全性、耐久性、さらには環境対応までをも考慮する必要があるため、各部材の金型設計・製作には一切の妥協は許されない。過去の豊富なノウハウと最先端の3次元CAD/CAE/CAMシステムを駆使し、さらには熟練した技術を持つエンジニアが仕上げを行なうことで、世界水準の高精度な金型が生み出されるのだ。
ますます高まる各メーカーからの要求に応えるために、同社では独自の工程管理およびコスト管理システムを構築している。設計・機械加工・仕上げまでの一連の工程を画面上にビジュアルに表示し、各現場をリアルタイムで管理。マシンの安定稼働と作業効率のアップによって、金型製作の短納期・高品質化を目指している。
さらに、ERPシステムで徹底したコスト管理を行ない、収益の安定化を目指した取り組みも行なうなど進化を続けている。
高度な金型技術で世界をフィールドに活躍する
2003年4月のアークグループへの参加によって、同社のグローバルネットワークは一段と強化された。世界中の各拠点をフル活用し、世界中のニーズにきめ細かく迅速に対応する体制を整えた。
なかでも、海外メーカーとの関係が深まることで、現地でのフォロー体制の構築が容易になったことは非常に大きなメリットといえる。現地に独自で拠点を構えたり、業務提携先を探したりする必要がなくなり、きめ細かいフォローを行なうことが可能となり、あらゆるニーズに応える体制を実現できた。
さらに、グローバルネットワークの強化によって、エンジニアが世界に触れる機会も増えているという。
実際に、2006年の海外出張のべ人数は91人。海外出張のべ日数は685日。その行先は、イギリス、オランダ、ドイツをはじめとするヨーロッパ各国、パキスタン、インド、マレーシア、中国、韓国といったアジア各国、そしてカナダ、アメリカ、アルゼンチン、オーストラリアと、実にさまざまな国・地域でビジネスを展開していることが分かる。
商談や打ち合わせだけでなく、各国で開かれる見本市なども視察し、世界の流れに触れる機会もある。営業、設計、技術などの枠を超え、多くの社員が世界をフィールドに活躍するチャンスを得られることも、同社の大きな魅力だ。
社内風景
日本の金型技術は、世界中から最も高いニーズのある技術のひとつ。
日本の金型技術者が現役を退いた後、海外メーカーで技術顧問として招かれ、現地での指導にあたる姿も見られる。
高い技術と品質を国内外の有力メーカーに認められる同社で、世界を舞台に技術を磨き、活躍するチャンスを掴んでほしい。
| 会社名 | 株式会社 積水工機製作所 | ||||||||||||
| 企業の特徴 |
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| 福利厚生 |
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| 資本金 | 16億1300万円 | ||||||||||||
| 業績 |
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| 設立年月 | 1961年 3 月 | ||||||||||||
| 代表者 | 代表取締役社長 矢澤 征一 | ||||||||||||
| 事業内容 |
<金型事業>
プラスチック成形用金型、FRP用金型、その他各種金型の製作 <産機事業> ポリスチロール発泡成形機及び関連機器等の設計・製作 |
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| 株式公開 | 大証二部 | ||||||||||||
| 主要株主 | 株式会社アーク 積水化学工業株式会社 |
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| 関連会社 |
ヒラセキ機工株式会社 株式会社プラスチック工学研究所 |
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| 従業員数 | 163人 | ||||||||||||
| 平均年齢 | 38.5歳 | ||||||||||||
| 本社所在地 | 大阪府 枚方市野村中町62-1 | ||||||||||||
| 交通案内 | JR学研都市線「津田駅」タクシーで5分程度 |


