デジタルプロセス 株式会社
最先端の技術力と、“ユニーク”な物づくり力で業界をリードする
物づくりとIT、2つの融合が創りだす独自の魅力
1980年代初頭、パーソナルコンピュータの環境変化に従いパソコンCADの開発が始まった。その技術は欧米から世界に発信され、日本でも広く普及している。
1987年に設立されたデジタルプロセス株式会社は、日産自動車株式会社100%子会社として自動車生産業に特化したCAD専門企業だった。2000年に富士通株式会社に株式譲渡され、富士通社100%出資の下新生DIPROが誕生してからは、日本国内の自動車メーカー11社の内9社と取引するまでに顧客の幅を拡げると共に、電気機器産業、建設機械産業や航空機産業にも進出している。
同社は、新生DIPRO発足に際し葛飾北斎の浮世絵「神奈川沖浪裏」を「DIPRO入魂の図」として揚げた。黒潮を「物づくり(日産自動車社の文化)」、親潮を「IT(富士通社の文化)」と見立て、2つのぶつかりあう潮の目が同社の仕事場とし、その衝突と融合から同社独自の“ユニーク”な製品を創り出す。そして、日本国内に留まらずCADが始まった欧米を初めとする世界に飛び出そうという意気込みで実績を積み重ねている。2007年現在では、中国、ベトナム、韓国などのアジア圏を中心にメキシコ、南アフリカなど世界各国に顧客を持つ。
同社は、業界3大CAD(ユニグラフィックス・アイディアス・キャティア)の内、ユニグラフィックスとアイディアスの2つを取り扱う他、独自のCADソフトウェア開発に力を入れている。例えば、人間のCTスキャンの様に車を輪切りに見せ、設計のチェックを可能にする機能を持つ自社製品など、今までにない機能を付加した同社の製品は一定の評価を得、知名度を上げている。
CAD/CAM/CAEシステム、PDMシステムやNETWORKの全てをカバーする同社は、製造業に強くその中でも「人が乗って動くもの」に得意分野をおいている。また、それ以外でもCAD技術を応用し、印鑑照合システムや歯科用CAD/CAMシステムの開発も10年以上前から行いCAD技術の活用に余念がない。特に歯科用CAD/CAMシステムは海外でのビジネスチャンスもありこれからの動きに期待がかかっている。
富士通グループの信用がバックアップに
システム管理グループ 武内 昭博氏2007年4月現在、同社には650名の社員(常駐協力会社員含)が所属している。中小企業という定義には当てはまらない同社だが、数億円という予算が組まれる大口案件を受注する際には富士通本体の協力を得ることもあるという。また、富士通グループの一員だという「信用」が大口案件受注に繋がることもある。
このゆるぎない信用にバックアップされ、同社は業界トップ企業として確かな技術と実績でニーズに応えている。社員にとっても富士通グループに属しているメリットは大きい。福利厚生面では、富士通健保に加入でき大企業レベルの安定した制度が整っている。
組織としての基盤が固まりながらも大企業的側面の少ない同社では、新しいことにチャレンジできる環境も整っている。今までどおりの仕事を普通にやっているだけでは満足できない人や、新しいことをやるのが好きな人にとって実力を発揮できる場が拡がっている。「面接でよく、車の開発はやらないのですか?と聞かれることがあります。そういう時は、あなたが入社して始めればいいじゃない。と答えるんですよ」と武内氏はいう。「やる気のある人には会社をどんどん大きくしていってもらいたい。」と言う武内氏の言葉はそれを実現させ得る会社基盤と蓄積された知識と技術力に裏付けられている。
世界に向けて仕事が拡がっている
営業部 門田 健嗣氏「世の中にない物づくり」には技術力が欠かせない。それと同時にそれを「売る」営業力も欠かせない。同社での営業担当者には法人営業の経験または、メーカー勤務の経験が求められる。世界各地に顧客を持つ同社の営業担当者は、海外出張の機会もありグローバルに活躍できる可能性が拡がっている。
門田氏は、車が好きで自社製品を取扱いたいという動機で同社に入社した。現在は、対自動車メーカーの法人営業を担当している。門田氏は、同社での仕事を通して一連の物づくりの流れが知識として身につくと言う。そして、「技術スタッフに頼りすぎることなく自分で仕事をとってこられるようになりたい」と目標を話してくれた。専門性が高い同社製品の営業担当者には広い知識が求められ、OJTで経験を積みながら専門知識の勉強にも努力を注いでいる。同社の環境を「人間関係もよく、上下関係に変な厳しさはないです。とても働きやすい環境」だと門田氏はいう。武内氏が言っていた「やりたいと思うことをやれる会社」だと思わせる雰囲気が感じられた。
| 会社名 | デジタルプロセス 株式会社 | ||||||
| 資本金 | 3億5,000万円 | ||||||
| 業績 |
|
||||||
| 設立年月 | 1987年 2 月 | ||||||
| 代表者 | 代表取締役社長 間瀬 俊明 | ||||||
| 事業内容 |
全製造業における機械製品のデザイン/設計/試作/生産準備/生産に至るエンジニアリング分野の全プロセスに必要なCAD/CAM/CAE/PDM/BOM/NETWORK商品の企画・開発・販売・サービスを行う。
具体的にはコンサルティング/ソフトウェア販売/ハードウェア販売/受託開発/カスタマイズ開発/導入支援/各種教育/保守支援/運用支援/データ作成/データ変換/各種解析/およびデンタル/印鑑照合/教育事業など。 ものづくりとインフォメーションテクノロジーを融合した独自のサービスにより構想段階から業務適用までをトータルに支援するのが特色。 |
||||||
| 株式公開 | 非上場 | ||||||
| 主要株主 | 富士通株式会社(100%) | ||||||
| ― | |||||||
| 主要取引先 | 自動車、自動車部品、航空機、電機、精密機械 各メーカー(約1000社) | ||||||
| 従業員数 | 351人 | ||||||
| 平均年齢 | ― | ||||||
| 本社所在地 | 神奈川県 厚木市中町 2丁目 9番 6号 厚木会田ビル | ||||||
| 交通案内 | 小田急小田原線「本厚木駅」徒歩3分 |

-
製造業向けソフトを世界標準に仕立てる
【ITpro - 2008/2/6】
-
デジタルプロセス,3次元ビューワ「VridgeR」を出展
【Tech-On! - 2007/08/06】
-
設計・製造展】デジタルプロセス,デジタル・モックアップ・ツールの新版で20GバイトのCADデータを表示
【Tech-On! - 2007/08/06】

