株式会社 博展

空間ディスプレー製作業でも広告代理業でもない、コミュニケーションデザインカンパニー

クライアントとの直接取引による空間ディスプレー製作業からスタート


東銀座、ビジネスパーソンや外国人観光客、老いも若きも、様々な人が行き交う大通りを眼下に眺める、株式会社博展。1967年、現代表取締役の田口氏の父が設立し、大掛かりな空間ディスプレーにおいて、日本一を目指すクリエイティブ&セールスのプロ集団として、展示会の企画から設営・施工までを手がけてきた。

同社が転機を迎えたのは1998年。新卒採用を始めたのだ。鷲氏はこの年に一期生として入社し、現在は取締役 経営企画部長を務める。それから9年の間、社員数は167名にまで成長し、個々人が、「空間ディスプレーからもっと仕事を広げたい」と、映像、パンフレット、展示会運営など新しい事業を立ち上げてきた。そんな「未経験のことに挑戦する」DNAがこの会社にはあると、田口氏は語る。

現在の同社の売上の9割を占める空間ディスプレーは、クライアントとの直接取引が9割を超えており、いわゆる大手広告代理店からプロジェクトの一部を切りとって請け負う製作会社とは全く違う。その取引先は、情報、通信、精密、機械、電気、食品、玩具、ファッション、官庁などあらゆる業態に及び、年間150の展示会、1300以上のエキシビジョン・ブースを手がけている。業績も2007年3月期は、31億8500万円で、毎年20%のペースで成長中。クリエイティブスタッフに関しても、本社近くにあるクリエイティブオフィスには20名以上のデザイナーを、埼玉県にある製作スタジオでは50名以上の製作スタッフを擁する。その実力は、ディスプレーデザインアソシエーションからの受賞を何度も果たしていることにも証明されている。

『コミュニケーションをデザインする』博展とは


そんな同社が、2007年4月から、新たな「コミュニケーション・デザイン・カンパニー」という業態へと転換を図っている。これまでのデザイン・製作専業からは脱皮する。それは一見、広告代理業にも見えるがそうでもない。「今後の同社を「○×業」と定義することは難しい」と鷲氏は言う。

「コミュニケーションをデザインする」とは、企業に発生する全てのコミュニケーションを、最適なツールを用いて表現することを示す。具体的には、製品/サービスの市場環境を分析し、クライアントの成長戦略に応じた年間のプロモーション計画・マーケティング計画を、同社がクライアントの代理となって立案・実行するのだ。同社が提供できるツールとは、お家芸の展示会企画・製作・運営(空間ディスプレー)だけでなく、広告やグラフィックデザイン、映像、ブランド・CI(コーポレートアイデンティティ)開発など、これまで培ってきた豊富なサービスラインだ。

同社の営業は、クライアントに密着し、方向性と戦略、メッセージを深く理解し、年間を通して費用対効果の高いコミュニケーション戦略を実行する。そのために、クライアントの社内に散在するプロモーションニーズを拾い集め、時にはクライアント社内の部署間の調整役も勤めつつ、その企業のコミュニケーション戦略を共に築いていく。


この手法における、同社の全体を見越した提案とその合理的な価格は、大手広告代理店に引けを取らないという。全てを同社とクライアントが一体となって作り上げていくことで、費用の透明性も高まり、クオリティーのコントロールも可能になる。実際にこのスタイルでのアプローチを適用し、年間売上が700%も伸びたケースもあった。今後、同社は製作会社の枠を飛び超え、「コミュニケーションをデザインする」クライアントのベストパートナーになっていこうというのだ。

自分がつくりたいコミュニケーションの形を自分でつくっていく


社員は8割が新卒入社のため、非常にまとまったカルチャーが醸成され、そして若さに溢れている。
「風通しがよく、意見は適切に吸い上げられ、基本的に『NO』がない会社だ」と田口氏自らが評する。やりたいことをやっていく、そんなDNAを持つ社員たちだ。それを信じ、自由にやらせていく、そんな企業文化が成功に結びついているようだ。それだけに、採用には非常に積極的で、また重視している。

「どんどん自分の思い描く方向に会社を引っ張っていく人がいい。与えられるのを待つのではなく、自ら作り出す人がいいですね。」と同氏。
バイタリティーがあって、「個性的で何かしでかしそうな、面白い人が多い。」とは、鷲氏。

これまでの広告業界の慣習や壁にぶち当たり、思うようなことが出来なかった人などには、最適な自己実現の場になるかもしれない。

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会社概要
会社名 株式会社 博展 
業界 マスコミ・エンターテインメント系  >  広告・デザイン・イベント
資本金 1億5425万8千円 
業績
  2007年 3 月期 2006年 3 月期 2004年 12月期
売上高 31億8500万円  26億8000万円  19億8000万円 
経常利益      
 
設立年月 1970年  3 月 
代表者 代表取締役   田口 徳久 
事業内容 展示会、ディスプレイ、イベント及び映像、グラフィックデザインの企画制作・施工・運営
 
株式公開 ヘラクレス・グロース 
主要株主 株式会社T&Pホールディングス、他 
主要取引先 コクヨファニチャー、リクルート、ヤマザキマザック、関電工、鹿島建設、清水建設、マルハ、王子製紙、ホビージャパン、アイカ工業、TOSO、エポック社、川辺、丸文ほか、
情報、通信、精密、機械、電気、食品、玩具、ファッション、建設、官庁など幅広い取引実績を誇ります。  
従業員数 154人 
平均年齢 28.9歳 
本社所在地 東京都 中央区築地1丁目13-14NBF東銀座スクエア 
交通案内 地下鉄 日比谷線・都営浅草線 東銀座駅より徒歩3分
地下鉄 有楽町線 新富町駅より徒歩8分
都営大江戸線 築地市場駅より徒歩8分 

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