AGCテクノロジーソリューションズ 株式会社
旭グループのエンジニアリング事業の核としてグローバルな展開
旭硝子グループのエンジニアリング事業の核として
<作品例>
設計・監理業務として2002年7月に
福岡県北九州市に竣工した工場・事務所の
建設案件です。AGCテクノロジーソリューションズ株式会社が設立されたのは1987年のことだ。
当時は「旭グラス・マシナリー株式会社」という社名で、プラントの予備品(消耗品)を管理する事業や機材の輸出事業を主力としていた。
同社が本格的に、エンジニアリング事業を始めたのは創業から十年ほど経ってからのことだ。95年に海外エンジニアリング業務を開始し、二年後にはインドネシアに子会社を設立したり、一級建築士事務所を開設することでエンジニア業務を急速に拡大していったのである。
現在、同社は、旭硝子の100%子会社という位置づけにある。親会社との協力関係のもとで、ガラス製造プラントを主体とする計画・設計・調達・製作・据付・試運転などの実施および指導・管理を行っているのである。
旭硝子という世界でも有数のガラス関連企業の傘下にあって、グローバルにエンジニアリング事業を展開しているのだ。
旭硝子グループとの良好な関係と教育制度
AGCテクノロジーソリューションズは旭硝子グループとの関係なしでは語れない。
事実、同社の売上の9割近くが旭硝子向けの業務となっており、同社にとって旭硝子は親会社であり、最大のビジネスパートナーであるのだ。
同社と旭硝子の確固たる関係を象徴するものとして、人材の育成制度がある。現在、社員は約130人であるが、そのうちの40人が旭硝子からの出向者である。しかも、旭硝子から出向してくるメンバーは旭硝子の最先端技術をもった人々である。彼らがプロジェクトごとに同社の社員とともにチームを組んでプラントづくりを行うのである。
事務グループの菊川氏は次のように語る。
「出向してくる社員は旭硝子内でもトップクラスの技術者です。そうした人材をチームに加える事で、旭硝子本体の最新の技術やノウハウを当社へ積極的に移管するのです。」
同社のビジネスモデルは、旭硝子がつくりあげた技術を譲り受けて、それをもって世界中にプラントをつくっていくというものだ。それが細かい技術指導にいたるまですべてがしっかりと行われているところに、グループとしての成熟を垣間見ることができる。
菊川氏はこうもつづける。
「もちろん、しっかりとした研修制度もあります。旭硝子グループには技術から経営方法にいたるまで200以上の様々なカリキュラムがあり、当社社員もこれらの研修に積極的に参加することで、質の高い技術者を育てているのです」
建築、電気、機械という仕事の目指すもの
では、同社ではどのような業務を行っているのだろうか。
それを少しだけ紹介したい。
プラントづくりにまず欠かせないのは建築業務だ。
プラントをつくろうと思ったら、まず建築しなければならない。これを担うのが、同社の建築技術グループである。同グループでは、国内外のプラント(工場)はもちろん事務所や研究所等にいたるものまで幅広く手掛けている。
同グループが行うのは、発注者の立場(上流側)での設計の仕事がほとんどであり我々の考え(アドバイス・提案)が、そのまま工場建屋に反映されていく。このグループでは9割以上が転職者で占められているが、少なからぬメンバーが同社の魅力として次のように語るという。
「これまでの会社では、例えば、共同住宅等の場合、自分のアイディアがディベロッパーに切られることが多く悔しい想いを幾度となく味わった。が、我社では発注者の立場に近いところで仕事ができるので、そうした不安よりその分責任も重大でやりがいにも繋がるところがうれしい。」
確かに、これは同社が旭硝子グループであるがゆえの特権だといえよう。
グループリーダーである新美氏は次のように語る。
「いま、私たちのグループで課題としているのは、独自のマニュアル作りです。私たちは様々な建築を手掛けてきましたが、それらの事例をデータベース化することで、独自の建築設計マニュアルをつくりたいと思っているのです。それをすることで、技術の伝承を行い、みんながあらゆるタイプの建築に容易に携わっていけるシステムをつくっていきたいのです。今後は、プラント建設が主流ではありますが、次第に増えてきている多種多様な用途の建築も手掛けていきたいとも考えています。」
そして、同社の主幹業務とも言える機械・電気という重要な仕事がある。
機械関連の仕事は、主に旭硝子及びグループ会社の硝子製造設備全般の機械仕様の決定・設置・試運転調整などである。電気関連でいえば、生産設備の電気制御業務である。
こうした業務に関しても旭硝子とのつながりは大きく、先述した本社からの出向や教育システムをはじめ様々なつながりの中で行っていくことになる。
ガラスエンジニアリンググループの鬼頭氏は次のように語る。
「当社では、旭硝子関連の大型プラントの補修工事を主に手掛ける機会に恵まれています。特徴としては、工事の一部を担うのではなく、工事を一気通貫して行うことにあります。計画から工事作業までの流れをすべて担うのです。そういう意味では最初から最後まですべてに携われるという喜びがあることは間違いありません」
また、同社はグローバル企業であるがゆえに海外出張もある。一日二日の短期出張から何ヶ月という長期出張まであるのが実情だ。だからこそ、同社は技術力もさることながらコミュニケーション力が必要になってくる。ここでいうコミュニケーション力というのは語学というよりも、自分でものごとを仕切って切り拓ける人だ。
こうしたことを前提に、統括グループリーダーの宮原氏は次のように付け加える。
「当社は、単に設計だけやりたいような人を求めてはいません。製品をつくるためのラインづくりをできる設計者を求めているのです。同社ではプラントを次々とつくっていくことになります。だからこそ、そのラインをつくることに楽しみを見出せる人に来てもらいたいのです」
つまりは、自分本位のクリエイターを求めるということではなく、あくまでも会社としてラインをつくることのできる技術者を求めているということだろう。同社が欲しているのは、技術の重みを知っている人材だ。技術者であることに誇りをもって、絶え間ない努力を行い、仕事に迎える人間である。
そういうメンバーが集まっているからこそ、旭硝子グループの一員としてグローバルな事業を展開していくことができるのかもしれない。
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| 会社名 | AGCテクノロジーソリューションズ 株式会社 | ||||||||||||
| 業界 | メーカー系 > 機械・メカトロニクス | ||||||||||||
| 資本金 | 5000万円 | ||||||||||||
| 業績 |
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| 設立年月 | 1987年 12月 | ||||||||||||
| 代表者 | 代表取締役 長曽我部 仁 | ||||||||||||
| 事業内容 |
(1)ガラス製造等向けエンジニアリング
板ガラス製造向け設備・装置のエンジニアリング、槽窯設計、築炉、槽窯の熱上げに関するコンサルティング (2)自動車ガラスエンジニアリング 自動車ガラス製造向け設備・装置のエンジニアリング、自動車ガラス用金型の設計・製作 (3)CRTガラス製造向け設備・装置のエンジニアリング (4)土木・建築、ユーティリティー設備エンジニアリング |
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| 株式公開 | 非上場 | ||||||||||||
| 主要株主 | 旭硝子㈱(100%) | ||||||||||||
| 関連会社 |
AGCテクノロジーソリューションズタイ(子会社) AGCテクノロジーソリューションズインドネシア(子会社) |
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| 主要取引先 | 旭硝子㈱ 旭硝子関連会社 | ||||||||||||
| 従業員数 | 130人 | ||||||||||||
| 平均年齢 | 38.0歳 | ||||||||||||
| 本社所在地 | 東京都 千代田区内神田1-17-9TCUビル8階 | ||||||||||||
| 交通案内 | ・JR山手線/京浜東北線 神田駅 徒歩6分 ・営団地下鉄 銀座線 神田駅 徒歩6分 ・営団地下鉄 丸の内線 淡路町駅 徒歩3分 ・営団地下鉄 千代田線 新御茶ノ水駅 徒歩6分 ・都営地下鉄 新宿線 小川町駅 徒歩3分 |





