東海高熱工業 株式会社
発熱体、耐熱材のスペシャリスト
長い歴史の中で、常に先端技術を提供し続ける 東海高熱工業
1936年、東海カーボン株式会社の姉妹会社として設立された東海高熱工業株式会社。70年を超えるという長い歴史の中、独自の「熱の技術」を核に最先端技術現場と熱関連機材との密接な関係において、常に進化を続けることで安定的な経営基盤を築いてきた。
同社の事業領域は、加熱装置、炭化けい素発熱体、耐火物、セラミック抵抗器などの製造・販売と幅広い。それぞれの売上構成比率は、加熱装置約45%、エレマ製品約39%、耐火物約10%、セラミック抵抗器約6%であり、加熱装置とエレマ製品が中心である。
同社が手がける加熱装置や発熱体・耐熱材は、携帯電話やパソコンとなどといった様々な「ものづくり」の工程になくてはならない製品なのだ。中でもエレマ発熱体においてはシェア約70%を誇り、国内トップシェアを握り、産業界における「縁の下の力持ち」として、存在感を示している。
一方、加熱装置においても、一つひとつが全てオーダーメイドで提供しており、技術力の高さを物語っている。顧客の要望の背景を理解し、オリジナルでありながら、かつ今後の製品の進化をも考慮に入れベストな方法を提案・実現している。
顧客の課題を解決するソリューション型のアプローチにより、製品性能を進化させていることが同社の活動の基本姿勢である。
<真空置換式大型高温炉>また、上場企業であった同社は2006年に東海カーボン株式会社との株式交換により上場を廃止し、東海カーボンの完全子会社となった。
だが、これは決してネガティブな目的ではない。
「今回の上場廃止は、今後の事業展開に集中していくためのものです。親会社の経営資源を有効活用し、当社の得意分野である技術にさらに注力すべく、この道を選びました」と津田氏は説明する。
技術に集中する体制を作った今、同社はさらなる技術革新を遂げようとしている。
加熱処理をあらゆる角度からトータルに支える「熱の技術」
<エレマ発熱体>同社の技術は高度に専門的。発熱体、耐熱材のスペシャリストとして複合技術を多数生み出している。
例えば、超小型で大容量の電気を蓄えられる積層チップコンデンサは、携帯電話などの電子機器に不可欠な高機能デバイスである。
また、セラミックスを電気炉で焼き固め、結晶構造を変化させる工程において、高温熱源として活躍しているのが、国内トップシェアを握っているのが、同社の製品エレマ発熱体だ。セラミックスの一種である炭化けい素を使った発熱体で、同社が日本で初めて製品化に成功したという実績を持つ。
さらに、製造工程における熱処理にも活躍している。この分野においては、他の追随を許さない圧倒的な地位を確立している。
また、加熱処理に必要な電気炉やガス炉の開発・製造はオーダーメイドで行っている。近年では太陽電池を作るための装置を作ったという。
「提供した後に分かったことなのですが、太陽電池を作るための装置の中では、当社の製品が世界最大級だったようです。こういったところからも、当社の技術力の高さが分かってもらえると思います。」と中立氏は言う。
生産技術本部 技術担当
部長 中立 敦仁 氏さらには、「熱の技術」を核に、加熱処理に必要な部材や機器も提供している。多様な産業分野の加熱処理における、断熱材、棚板、保護管、窯炉の内張煉瓦や、焼成容器、ローラ材、保護管、構造用部材から棚板まで幅広く展開。遠赤外線ヒータや触媒担体なども手がけており、加熱処理をあらゆる角度からトータルに支えているのだ。
事業領域は国内だけに留まらず、海外へも積極的に事業を展開している。電子部品産業が活況を呈しているアジア圏をはじめ、欧州や米国など世界の様々な産業分野で、同社の発熱体および加熱装置、高温材料や関連機器が活躍している。
挑戦し続ける中にこそ生まれる、オリジナリティ
管理本部
総務担当部長 津田 光平 氏同社が、常にこだわり続けること、それは、斬新な「発想力」と「創造力」、それを実現する「チャレンジ精神」である。全く新しい製品、世界にひとつだけ存在する製品を生み出すために、一人ひとりが個性を発揮しながら、自発的に課題を見つけ、トライ&エラーを繰り返し、責任ある仕事を重ねて経験を積む。
「世界にひとつだけの製品を作っているので、技術屋としては、とてもやりがいに溢れています。ただし、それは簡単なことばかりではありません。多くの困難に立ち向かう気持ちの強さが求められます。」と、中立氏語る。
社内では社員がお互いを尊重し、自由に意見を出しながら連携を図っているという。熱関連事業をトータルにサポートし、熱分野の新たな進化をリードする人々の熱気が溢れているのだ。
事業所は、東京本社と京都支店が中心となり、名古屋や仙台の工場、研究室を従える。社内教育や現場実習など、社内教育も充実。「各部署の人々が一同に揃い、問題点をすぐに相談しやすい環境にするなど、仕事をしやすい雰囲気づくりを目指しています」と、津田氏は語る。各部門でも、OJTなどを中心とし、外部研修も織り交ぜながら全社員の技術力発展のために力を注いでいる。
最後に津田氏は力強いメッセージを残してくれた。
「設計・技術に関する仕事をするためには非常に面白い環境が整っていると思います。当社では社員の個性をつぶすことは絶対にしません。興味のある方は、安心してチャレンジして欲しいですね」
| 会社名 | 東海高熱工業 株式会社 | ||||||||||||
| 企業の特徴 |
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| 福利厚生 |
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| 資本金 | 14億円 | ||||||||||||
| 業績 |
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| 設立年月 | 1936年 2 月 | ||||||||||||
| 代表者 | 代表取締役社長 秋山 勝 | ||||||||||||
| 事業内容 |
エレマ発熱体、加熱装置、耐火物、セラミック抵抗器の
製造・販売 |
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| 株式公開 | 非上場 | ||||||||||||
| 主要株主 | 東海カ-ボン株式会社(親会社) | ||||||||||||
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| 主要取引先 | 村田製作所、太陽誘電、日亜化学、旭硝子 | ||||||||||||
| 従業員数 | 123人 | ||||||||||||
| 平均年齢 | 40.0歳 | ||||||||||||
| 本社所在地 | 東京都 台東区北上野1-10-14 住友不動産上野ビル5号館5階 | ||||||||||||
| 交通案内 | JR上野駅(入谷口)徒歩約10分 地下鉄日比谷線入谷駅 徒歩約5分 地下鉄銀座線稲荷町駅 徒歩約10分 |


