オーソ・クリニカル・ダイアグノスティックス 株式会社
ジョンソン・エンド・ジョンソングループ/輸血検査試薬・C型肝炎検査薬でトップシェア
世界一の診断薬カンパニーを目指して躍進
ジョンソン・エンド・ジョンソン(以下、J&J)グループの臨床検査・診断薬事業部門としてアメリカにて設立されたOrtho Product Inc.が、日本のJ&Jファーイースト・インコーポレイテッドの一事業部として事業を開始し、1981年に独立して生まれたのが、オーソ・クリニカル・ダイアグノスティックス株式会社だ。
設立以来、「世界一の診断薬カンパニーになる」とのビジョンのもと、多種多様の臨床検査・診断薬分野の製品を導入し、日本の臨床検査の発展に貢献してきた。今日では、輸血検査薬分野でシェアNo.1、C型肝炎診断薬では市場のおよそ50%を占有するリーディングカンパニーだ。J&J社100%出資によるが、ビジネス上は全く対等の係である。同グループに属する57カ国約230社は、一つの理念「我が信条(Our Credo)」を共有し一丸となって、世界中で活躍している。その中における同社の使命は、日本における臨床診断検査薬・機器等の製造販売および輸出入だ。
感染症・輸血検査を中心に世界トップシェア
同社の事業は4つの検査分野に代表される。
第一に、感染症検査。特にC型肝炎検査については、その検査方法が世界的に確立されていない時代から研究を先駆けており、現在でも圧倒的な強みとなっている。
第二の輸血検査については、創業以来、最も長く取組んでいる分野であり、現在の日本のシェアはおよそ70%。そのブランド力は言わずと知れて高い。
そして、免疫血清検査分野と生化学検査分野で推進する「VITROS」シリーズは、Kodak社の開発によるものを1995年に合併した。簡単・迅速な生化学検査を実現することで有名だ。欧米ではトップシェアを誇るという。
これらの社会的貢献度が高い製品群を向上させ、流通させていくと共に、今後は新しい事業にも取組んでいく。その一つとして期待を寄せられるのが、癌診断事業部(Veridex事業部)だ。細胞及び遺伝子解析といった先進技術を利用した高付加価値製品であり、ドクターとの強いリレーションを持つJ&Jとのシナジーで、一気に展開していく予定だ。
ジョンソン・エンド・ジョンソンという世界的なブランド名のもと、同社の優秀な研究者達が、クライアントと共同で医療現場が抱えるニーズや課題の解決に向けて日夜努力している。同社は医療従事者のパートナーとも言うべき存在だ。本社内には、近未来の臨床検査室とドクターズオフィスのイメージを具現化した「エクスペリエンスセンター」を開設。最新の機器がネットワーク管理され、検査システムのシミュレーションが実際に体験できるようになっている。当然、いずれの分野においても、そのブランドとパイオニアとしての名に恥じない最高レベルの研究開発が行われている。
自主性と行動力で最先端の分野に挑戦し続ける環境
本社ビル同社は、210名という少数精鋭集団だ。特に、薬事法の遵守と品質保証を司る信頼性保証部は、薬事・品質保証・品質管理・GVPの4部門で構成され、11人のメンバーが働いている。会社の要として、全社的な信頼が厚く、様々な情報もいち早く伝わってくる。
薬事室のマネジャーは、「製品群が非常に幅広く、一つのことに特化しているわけではないので、広い分野で経験できるのが、当社の面白いところでしょう。また、輸入品の販売が多いことは事実ですが、国内メーカーとの取引もあり、両方に関われるのも魅力です。何よりも、人の命を預かる機器であるという責任の重さが当社の社員として重要なことです。」と語る。
J&Jグループの一員であることは、210名では成しえないことも、グループ全体ならできるという可能性も大いに秘めている。また、プロジェクトは常に最先端分野で、これまでに誰もやったことのないことができるのが、J&Jならではの仕事の魅力だ。
そんな同社では、仕事の守備範囲が広い。このため、自主性が求められ、率先して行動していくことが求められる。やりたいことをどんどん自分で選んで進んでいきたい人にはとても働きやすい会社だ。社内には、中途入社者も多く、フェアな環境だ。組織はできる限りフラットであり、意思疎通もしやすく決裁もスピーディー。服装はビジネスカジュアルで、お互いに「さん」づけで呼び合うところも、外資らしいといえるかもしれない。
最後に、同社は「我が信条(Our Credo)」という理念を世界中のJ&Jグループで共有し、常に大切に実践していることを紹介しておきたい。顧客ニーズに応えるための努力、誠実な対応、社員が働く環境の整備、地域社会への貢献、株主への責任など、ごく当たり前のことが連ねられているが、これを「実践」しているところが特徴だ。
年に一度、世界中の社員を対象にCredoについてのサーベイを実施する。これにより、社員の意識があぶり出され、会社の強み・弱みが把握できる。その弱みに対して、具体的な対策を打っていくのだという。世界的に信頼を受けるブランドであり続ける、同社の強さの秘密は、こんな地道なところにもあるのだろう。
| 会社名 | オーソ・クリニカル・ダイアグノスティックス 株式会社 |
| 企業の特徴 |
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| 福利厚生 |
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| 資本金 | - |
| 設立年月 | 1981年 3 月 |
| 代表者 | 代表取締役社長 日色 保 |
| 事業内容 |
臨床診断試薬・機器等の製造販売、および輸出入業務
=生化学検査= 検査に必要な全ての試薬を1枚のフィルムにコーティングしたドライケミストリーシステムにより、高性能と低コストを両立した生化学自動分析システムを提供します。 ・免疫血清検査 甲状腺ホルモンに加え、腫瘍マーカー、産婦人科ホルモン測定試薬などの各種疾患の診断と治療に貢献しています。 ・輸血検査 輸血検査用試薬、及び周辺機器の販売にとどまらず、輸血検査システム全体に高度なサービスを提供しています。 ・感染症検査 HCV抗体検査薬を世界に先駆けて開発し、輸血後肝炎の減少、C型肝炎の診断に突破口を開きました。現在もこの分野のリーディングカンパニーです。 |
| 株式公開 | 非上場 |
| 主要株主 | ジョンソン・エンド・ジョンソン インターナショナル 100%出資 |
| 関連会社 |
ジョンソン・エンド・ジョンソン(株) ヤンセン ファーマ(株)/医家向け医薬品) 日本セントコア(株)/医療用医薬品(抗体医薬) Ortho-Clinical Diagnostics Inc. |
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| 主要取引先 |
メディセオ・パルタックホールディングス 東邦薬品株式会社 株式会社スズケン アルフレッサ株式会社 |
| 従業員数 | 210人 |
| 平均年齢 | 39.0歳 |
| 本社所在地 | 東京都 千代田区西神田3丁目5番2号 |
| 交通案内 | 東西線・半蔵門線、都営新宿線、「九段下駅」 徒歩4分 JR線、都営三田線「水道橋駅」 徒歩7分 半蔵門線、都営新宿線、「神保町駅」A2出口下車、徒歩5分 |


