株式会社 ボルテージ
「恋愛」×「戦い」がテーマの感動コンテンツで、多くの人を楽しませる
モバイルコンテンツの先駆者
1999年設立された株式会社ボルテージ。同社は携帯電話向けのコンテンツ制作をビジネスコアに事業を展開している。同社が設立された1999年という年は、携帯電話からのインターネット接続サービスが開始された年であり、モバイルコンテンツというサービスが生まれた年でもある。
このモバイルコンテンツ市場にいち早く取り組み、パイオニアである同社は、「恋愛ショートストーリー&コミック」「メッセージ付き待受」「手描き風素材」など、他社に先駆けるアイデアで、携帯コンテンツに数々のブームをもたらし、急成長を遂げている。
2006年の秋には、監査法人トーマツによる過去3年間の収益(売上高)成長率からなる成長企業50社のランキング、第4回「デロイト トウシュ トーマツ 日本テクノロジー Fast50」の第16位に選ばれ、外部からの評価も高く、今、注目を浴びている企業だ。
「恋愛」と「戦い」をテーマに感動を提供
代表取締役社長 津谷 祐司 氏「我々は携帯電話を『連絡する』・『調べる』などの便利ツールとして使うだけでなく、感動ツールとしても利用してもらうことを目指しています。携帯という小さい画面でいかに人を感動させられるかを追及しているのです。人の感動を生むということは、心の部分に踏み込むことが必要であり、我々はそのテーマを『恋愛』と『戦い』というテーマでコンテンツを作っています。」
とボルテージ社の創業者で、クリエイティブチーフでもある津谷氏は語る。
同社は、携帯という最先端メディアをベースに、『恋愛』と『戦い』というテーマの下、ターゲットを主に中高生から20代後半までの女性をターゲットにドラマ性を重視した人の心を打つ感動コンテンツづくりを行っている。
同社のコンテンツづくりには他社にはないこだわりがある。
そのこだわりの一つが、オリジナルのコンテンツを提供しているという点である。ヒットを生み出しているコンテンツの場合、認知度の高いキャラクターを使ってのコンテンツや、話題性のある書籍やテーマを使ってのコンテンツが多いのだが、あくまでも同社は、自社で企画・制作したものを提供するということを大切に行っている。
同社のもう一つのこだわりは、コンテンツの質である。大手広告代理店出身かつUCLA映画学部大学院監督コースを自主留学というキャリアを持つ津谷氏が、広告の短時間で人の心を掴むノウハウと映画の映像で人の心を掴むというノウハウを掛け合わせ、携帯という小さい画面の中で感動を与えるコンテンツを実現させているのだ。
このこだわりが、ユーザーにも評価されている。
代表的な作品の恋愛ストーリーサイトの「100シーンの恋」においては、30万を超えるダウンロードを記録し、爆発的なヒットを起こした。
それ以外のコンテンツにおいても、同社は携帯全キャリアに対して、30以上の自社オリジナルコンテンツを提供しており、全会員数は約70万人。さらにはその会員が、平均1日1回の同社のコンテンツへのアクセスをしているという実績からも、ユーザーから高い評価を受けていることがわかるだろう。
「人が集まる場所を作り、そこで面白いかつ感動させるコンテンツを発信すれば、人は離れていかないのです。そのために、当社は常に面白いコンテンツを提供し、さらにはデザインを変化させ、ユーザーのニーズを的確にキャッチしているのが、ユーザーからの評価に繋がっているのです。メディアなどにも取り上げられたおかげで、この半年で約20万人程度の会員数を獲得しました。目指すのは、3年後までに200万人の会員数を獲得することです。今の勢いを考えると、十分狙える数字です。」と津谷氏は意気込む。
モバイルを軸に新たなビジネスを創出
同社のビジネスはモバイルコンテンツ制作にとどまらない。モバイルコンテンツを軸とし、ECコマースや広告事業、さらには映画製作・配給・DVDなどの映画・映像事業にも展開を行っている。
実際に、同社の大ヒットコンテンツの恋愛ストーリーサイトの「100シーンの恋」においては、2006年夏に劇場公開までこぎつけ、記念すべき同社の映画事業の一歩目を印した。
「現在は、芽を作って劇場に公開したという段階です。邦画の中で、テレビとの関係を持たずにヒットした映画というのは非常に少ないのです。我々は、携帯コンテンツ発の映画という位置づけで、ヒットさせることを狙っています。」と津谷氏。
ボルテージというDNA
取締役 東 奈々子 氏
常に新しいアイデア・事業を世に生み出している同社。それはただ単に、発想力が優れているのではなく、発想力を形にし、立案、実行、そしてその効果を検証し、フィードバックするという感や経験に頼らない斬新な仕組み作りが同社を支えているのだ。
「ヒットコンテンツを作るためには、感性だけでは通用しません。感性をカタチにするノウハウを、当社はしっかりとした研修体制を敷き、提供しています。スキル系とビジネス系、マインド系を網羅する研修プログラムを作っており、ロジカルシンキングなども取り入れて行っているのです。ボルテージのDNAを伝えるべく、当社のノウハウは存分に社員に提供していきます。」と東氏は言う。
同社の求める人物像は、前向きで、素直で、貪欲の人材のようだ。さらには、クリエイティブな面を持ち合わせている人材を求めているという。
同社のクリエイティブ力というのは、本質的に考える能力があるかどうかだ。例えば、「面白い」と思ったことを「なぜ面白いと思ったのか」考えることができる、さらに答えを導けるかということである。いい意味でオタク資質をもっているのがベストのようだ。
「自ら考え、企画し、ユーザーと対話しながら、携帯電話という新しい分野でエンターテイメントを提供できる。衣食住が満ちたりた今の世の中で、人に感動や元気を与えられるこんなに幸せなビジネスはないと思っています。もちろん、制作では辛い場面も多々ありますが。会社と共に成長できる人材を求めています。」と東氏は結ぶ。
| 会社名 | 株式会社 ボルテージ | ||||||||||||
| 資本金 | 1億6800百万円 | ||||||||||||
| 業績 |
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| 設立年月 | 1999年 9 月 | ||||||||||||
| 代表者 | 代表取締役 津谷 祐司 | ||||||||||||
| 事業内容 |
■携帯電話向けコンテンツの制作・販売
各携帯キャリアの公式サイトとして、30以上の自社オリジナルコンテンツを提供 ○「恋愛ドラマ」シリーズ 「100シーンの恋」「恋ノウタ待受」「ドキドキ恋人気分」「恐コミ!K子の怖い話」 ○「恋愛占い・診断」シリーズ 「モテ女診断」「恋音★名前診断」「恋聖★ルネヴァンダール」 ○「気持ち着メロ・着うた」シリーズ 「歌詞で胸キュン!」「勝手にシネマ」 ○「ネット対戦」シリーズ 「百人斬り」「バトル東京23」 ■モバイルコマース・広告販売 ファッション・コスメなどの物販や、広告バナー枠販売などを、一般サイトを中心に展開 ○「ショッピング&恋愛コラム」シリーズ 「Queen★BEE」「注目!モテカワアイテム」 ○「OL向け恋愛&自分磨き」シリーズ 「恋愛の曲がり角」「ヴィーナス★研究所」 ■映画・DVDの企画・製作・配給 オリジナル携帯コンテンツをベースにした映像作品を製作 ○長編映画第1弾「Wanna be FREE!東京ガール(2006年劇場公開) ■WEBバナー広告プランニングシステムの開発・販売 Web視聴行動を解析するマーケティングツールを、大手広告会社・レップへASP提供 ○最適バナー広告プラン自動作成ツール 「クリックMAX」 ○バナー広告オーディエンス視聴予測・分析ツール 「リーチキャスト」 |
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| 株式公開 | 非上場 | ||||||||||||
| 主要株主 | 津谷 祐司、東 奈々子 (株)電通ドットコム、(株)ジャフコ、みずほキャピタル(株)、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(株)(DAC,インターネット広告レップ)、オリックス・キャピタル(株) 他 |
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| 主要取引先 | NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、電通、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム | ||||||||||||
| 従業員数 | 62人 | ||||||||||||
| 平均年齢 | 28.0歳 | ||||||||||||
| 本社所在地 | 東京都 渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー27階 | ||||||||||||
| 交通案内 | JR・東京メトロ恵比寿駅より徒歩5分 |

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2011年のネット広告市場 06年の2倍超の7417億円に
【nikkei Bpnet - 2007/02/01】
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