住商フルーツ 株式会社
“おいしさと鮮度のベストクォリティ”青果物の専門商社
ブランド戦略の成功により急成長!5年で業界トップクラスへ
高級感と同時に親しみやすさを訴求した
『甘熟王』のイメージキャラクター。ユニークなテーマソングや人気お笑いタレントを起用したテレビコマーシャル、そして親しみのあるキャラクターを活用したプレゼントキャンペーンなど、2006年から2007年にかけて徹底したブランド戦略を展開し、一気に認知度を向上させた高付加価値バナナ『甘熟王』。
その『甘熟王』をはじめ、『バナージュ』、『グレイシオ』といった商品ラインナップで、国内バナナマーケットにおいて躍進を続けているのは、住商フルーツ株式会社だ。1970年12月に住友商事の子会社として設立された同社は、2002年からの5年間で、輸入数量が業界4位から2位へ上昇、社員数は倍増するという急成長を果たしている。
その要因は大胆なビジネスモデルの転換にあった。
同社が販売する高地栽培バナナは、他の外資系ブランドと比べて知名度が低く、それを解消するための差別化戦略が長年の課題となっていた。
同社は2002年、生産から流通・店頭までの全段階を見直し、一貫した生産管理体制と品質管理体制の構築に着手。商品設計や商品企画、日本における販売などのマーケティング戦略に適応する生産を可能とするため、フィリピンの管理農場における生産体制を再構築していった。また、営業面においても、小売流通に直接働きかける体制をとることで、顧客のニーズに応えやすく、より品質の高い商品の提供を可能としているのである。
他社ブランドにはない“独特の食味”と徹底した品質管理体制が強み
『バナージュ』では、PTAなどの関連イベントにも
協賛し、「新世代」に訴求。バナナの食味は栽培される場所の標高の高さに応じて決まる。標高が高いほど育成期間は長くなり、その分蓄積されるでんぷん質が大きく、糖度も高くなる。
同社が扱うバナナは、このような栽培場所の特性に応じたそれぞれの個性を明確に打ち出すことで、他社ブランドとの差別化に成功している。
標高700m前後の場所で栽培される『甘熟王』は、甘さとコク、もちっとした独特の食感を持つ高付加価値な“プレミアムバナナ”。バナナが貴重品であった時代の食味の再現にこだわり、「バナナの王様」としての高級感を打ち出している。標高300m前後の中腹で栽培される『バナージュ』は、“新しい世代”に対する“新しい美味しさ”を訴求。『バナージュ(BANAGE)』というネーミングは、「NEW BANANA AGE」からくる造語だ。そして、低地で栽培される『グレイシオ』は、幅広い層に親しまれる“定番バナナ”である。
また、同社は自社商品と他社商品との最大の差別化要素であるこれらの食味を保持するため、産地から店頭にいたるまで徹底した品質管理を行っている。
まず、産地であるフィリピンでは、自社管理農園で丁寧に収穫されたバナナを、IDカードの義務付けによって人の出入りが厳しく管理される選果場にて選別し、水洗い、カット、袋詰めなどの作業を行う。メインとなる大型選果場の他、そこから離れた場所にある農園には小型選果場を設け、鮮度保持に努めている。
そして選果場から集荷場へ集められたバナナは、規格の調整や品質チェックを経てトラックへと積み込まれ、冷蔵設備を備えた専用港へ運ばれ、さらに適温管理されたバナナ専用船によって日本の港へと運ばれる。同社のバナナは、このような『鮮度キープ輸送』と呼ぶ徹底した適温管理のもと、鮮度を保ったまま日本の港に到着するのだ。
陸揚げ後の国内選果場においても定期的な品質チェックが行われ、小売店への出荷後も売り場担当者へのヒアリングなどによって品質状態を把握すると同時に、品質向上へ向けた施策を進める。また、万が一、何か問題があった時に備え、トレーサビリティシステムを採用しバナナの履歴を徹底管理している。
このような商品特性の打ち出しと徹底した品質管理が、同社の成長を支えているのである。
“業界№1”へ向けた組織体制の整備に伴い、会社の成長を支える人材を募集
5年間という短期間で急激な成長を遂げた同社。今後は、バナナマーケットにおけるシェア№1を目指し、さらに将来的にはパイナップルや他のトロピカルフルーツでもバナナ同様のブランド展開を行っていくことを視野に入れ、組織体制を整備している。
社員数が倍増したことで急務になっているのは総務部門の強化。全社員の働きやすさを追求し、他部署の動向や社員の声など、常にアンテナを張って情報収集を行い、幅広い業務に取り組むのが同社の総務部門の特徴である。成長とともに業務量も増しているため、総務部門をイチから再構築するような気概と主体性のある人材が求められている。
また、規模に合わせた社内システムの整備にも力を注ぐ。同社が取り扱う商品は、環境に大きく影響されるデリケートな青果物。システムでしっかり管理することが重要なのである。そのシステムを担う役割の重要さを理解し、責任感と強い意志を持って仕事に当たることが出来る人材が必要とされる。
いずれの部門においても、グループ会社や外部の研修、自己啓発の支援など、スキル向上をバックアップするサポート体制が整っている。
同社は、部長職以下の役職が存在しないフラットな組織だ。肩書きにとらわれぬ話し合いの機会が多い風通しの良い社風である。給与制度には成果主義が取り入れられていることも社内に活気を生む要因になっている。
同社はまだまだ成長段階。“業界№1を目指す”という目標へ向け、社員一丸となって取り組む。
会社の安定性に安住することなく、自らの能力を高めることに努力を惜しまない人材には、大きなやり甲斐に繋がる要素が詰まった会社である。
| 会社名 | 住商フルーツ 株式会社 | ||||||
| 業界 | 商社・流通・小売系 > 専門商社 | ||||||
| 福利厚生 | |||||||
| 資本金 | 2億円 | ||||||
| 業績 |
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| 設立年月 | 1970年 12月 | ||||||
| 代表者 | 代表取締役 石本賢太郎 | ||||||
| 事業内容 |
バナナを中心とした青果物輸入販売業 |
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| 株式公開 | 非上場 | ||||||
| 主要株主 | 住友商事株式会社100%出資 | ||||||
| 従業員数 | 70人 | ||||||
| 本社所在地 | 東京都 文京区小石川1-15-17 TN小石川ビル | ||||||
| 交通案内 | 東京メトロ 丸の内線・南北線「後楽園駅」より徒歩6分(出口8) 都営地下鉄 大江戸線「春日駅」より徒歩6分(出口A3) 三田線「春日駅」より徒歩3分(出口A5) |





