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株式会社メディアリンクス (旧:メディアグローバルリンクス)

  • IT/Web・通信・インターネット系
  • 製造・メーカー系

《東証ジャスダック上場》ワールドカップやオリンピックで使われる世界トップレベルのIP伝送装置を開発する世界に誇る日本企業!

上場
自社サービス製品あり
グローバルに活動

企業について

株式会社メディアリンクスは、放送で使われる映像素材や放送事業者が制作したコンテンツデータを通信事業者のインフラに乗せて運ぶための放送・通信用デジタル機器およびソフトウェアの開発・設計・販売を行うファブレスメーカーである。設立は1993年。2006年にジャスダック証券取引所(現在、東証ジャスダック)に上場を果たした。その売り上げ全体の70%近くが、海外との取引によるものだ。

成長のきっかけとなったのは同社のフラッグシップモデルであるマルチメディアIP伝送装置MD8000だ。MD8000は高品質のHD映像を非圧縮のままIP伝送できる機能など、商業価値の高い放送映像を、高い信頼性と安全性を保ったまま効率的に伝送できる装置である。このMD8000のリリースが、世界のトップ企業における大型案件の受注に繋がり、その後の業績を牽引するとともに、放送用ネットワークインフラ装置メーカーとして認知度を高めることとなった。

まず火が付いたのはドイツにおいてだ。2006年にFIFAワールドカップドイツ大会で採用されると、それが評価されて2008年にはMedeia Broadcast GmbHによるドイツ国内放送用次世代ネットワーク("Broadcast NGN")、2009年にはドイツ全土の公共放送局用ネットワークHYBNETと続いた。その後、米国、オーストラリア、韓国でも大型案件を相次いで受注。米国では2010年、北米最大の通信事業者AT&T社が、米国全土を結ぶ放送用ネットワークで採用している。オーストラリアでは2012年、オセアニア最大の通信事業者Telstra社がオーストラリア大陸全土を網羅する次世代放送用ネットワークで採用している。オーストラリアの次世代放送用ネットワークではMD8000が主装置として採用されただけではなく、ネットワーク制御ソフトウェアを含めたシステム全体の構築、さらに数百か所の拠点全てでの設置作業や運用支援、保守メンテナンスといったサービスまで含めて受注している。さらに韓国では公共放送局KBSや大手商業放送局MBCの次世代放送用基幹ネットワークの主要伝送装置に採用されている。

AT&TやTelstraが国全体の放送用ネットワークインフラの構築という大型案件を進める際、当然競争入札となる。Ciscoのような世界的企業も参加した競争入札で、巨大通信事業者が選んだのは、当時社員数が70名程度の日本企業、メディアリンクスだった。製品の性能や技術力がフェアに評価されればどこにも負けることはない、と言い切れる自信がこの会社にはある。
2006年以降、ワールドカップやオリンピックなどの国際スポーツ大会や、米国大統領選挙などの大規模ライブ配信において、安定した品質の映像を伝送する装置として採用され続けており、その他、国内においてもCATV業界の広域イーサ網や大手テレビ局内のネットワークシステムに採用されるなど数々の実績を築いている。

メディアリンクス社の強みは圧倒的な技術力である。伝送装置だけではなく、IPビデオルータやネットワーク管理システムといった製品も開発、販売している。国内大手テレビ局内のネットワークシステムでは、伝送装置とともにこれらのIPビデオルータやネットワーク管理システムが採用され、世界初の放送局内基幹ネットワークのフルIP化を実現している。
同社の技術の優位性はいくつもあるが、代表的なものとしては(1)無瞬断切替機能、(2)帯域保証、(3)ビデオルータでの完全ノンブロッキングなどがある。

(1)無瞬断切替機能
回線が切れても、瞬時に予備回線に切り替える。その際、映像には全く乱れを生じさせない。
(2)帯域保証
映像トラフィックとデータ系トラフィックを同一回線で伝送することで、回線を効率的に利用しながら、映像を確実に伝送することが可能。
(3)ビデオルータでの完全ノンブロッキング
“出来るだけ”ノンブロッキング”の一般ルータ(マルチキャスト)では映像が途切れる可能性があるが、メディアリンクスのIPビデオルータ(マルチキャスト・マルチソース)では、完全ノンブロッキングを実現しており、映像は絶対に途切れない。

同社が装置メーカーとして一貫して目指してきたことは放送BtoB分野のIP化だ。今までにメールや画像、音楽、動画、電話など様々なメディアがIP化され、普及が進んできたが、絶対に途切れることが許されない放送分野のIP化は難しいと言われていた。その技術的課題を克服し、実用化の道を切り拓いたのが同社だった。
創業者の林英一は大手放送装置メーカーでエンジニアとして勤務していた1980年代、出張で訪れた米国で「情報スーパーハイウェイ」を知り、時代の動きを肌で実感した。その経験をもとに伝送装置の開発に成功したものの当時勤めていた会社では販売に至らなかったことから起業を決意。創業からしばらくの間はOEMや受託開発など下請け業務を行いつつも技術的に難易度の高い仕事を好んで受けることで技術を蓄積していった。そして2000年、念願の自社製品を開発・販売するメーカーへ転換することを決意したのである。
メーカーへの転換を図った直後から順風満帆というわけにはいかなかったものの、2002年に転機は訪れた。もともと実験用に作った非圧縮伝送装置がワールドカップ日韓大会で採用されたのである。当時大手メーカーでさえも非圧縮の伝送は不可能としていた。その技術を同社は実放送を通して実用化できることを証明したのである。それが実績となり、信頼を獲得するとともに徐々に業績も向上しはじめていった。
そしてその後、国内で地デジ需要を取り込みつつ海外展開も加速して業容を拡大し、2006年のジャスダック上場やワールドカップドイツ大会での採用へと至ったのである。

マルチメディアIP伝送装置MD8000で放送用ネットワークインフラ装置メーカーとして業界内での確固たる認知度を獲得したメディアリンクス社は、次のステージに向けて走りだしたところだ。今後は市場での存在感を高めるために、よりグローバルな展開をはかり、柔軟でマーケットニーズをとらえたサービスを提供していく考えだ。
現在、マルチプラットフォーム化が進み、端末やメディアが多様化したことにより、放送の概念は大幅に変化している。その変化を背景に、伝送インフラの重要性はますます高まってきた。同社が中心的な役割を担った放送映像のIP伝送国際標準規格SMPTE2022‐5/6(世界の大手通信業者、放送事業者、通信装置メーカー、放送装置メーカーが参加して制定。日本からは同社が唯一参加)が2012年12月に認定されたことなども一つの要因となり、放送用ネットワークのIP化は今後ますます活発化していくだろう。そういった環境の中で同社は映像配信ネットワークインフラに関するトータルソリューションカンパニーとして確固たるポジションを築いていこうとしているのである。
その道は平坦ではないかもしれないが、社員一人ひとりが自分の夢を実現できるチャンスも決して少なくはないだろう。世界トップクラスの放送用ネットワークインフラ装置メーカーとしての誇りを持った仕事ができることは、何より大きなやりがいだ。メディアリンクス社の成長は、そこに関わるメンバー一人ひとりの価値も高めて行くに違いない。

企業情報

会社名

株式会社メディアリンクス (旧:メディアグローバルリンクス)

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > システムインテグレータ・ソフトハウス

製造・メーカー系 > 電気・電子・機械・半導体

IT/Web・通信・インターネット系 > その他IT/Web・通信・インターネット系

企業の特徴
上場、自社サービス製品あり、グローバルに活動
資本金

168,192万円

売上(3年分)

201933,227百万円

201833,932百万円

201734,479百万円

設立年月

1993年04月

代表者氏名

代表取締役社長 菅原 司

事業内容

映像、音声、通信に関する機器及びソフトウェアの開発、設計、工事、製作、販売、リース、レンタルならびにこれらに関するコンサルティング業務

株式公開(証券取引所)

東証スタンダード

従業員数

87人

本社住所

神奈川県川崎市幸区堀川町580-16 川崎テックセンター18F

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