株式会社キャレオ

株式会社キャレオは、1972年の創業以来40年以上にわたり「スピード」「人間性」をモットーとして、エンジニア・オフィスワーク・テレマーケティングに関する、人材派遣・人材紹介・紹介予定派遣事業を展開している企業だ。

「一人でも多くの人をイキイキと働く人に変えていきたい」という理念を掲げる現社長の古田真一氏は、若手経営者として各方面から取材され、注目される存在である。

古田氏は1997年に父が創業した会社「共和エンジニアリング」に入社後、経理・営業・人事・総務・システムなどの部署を経て、2000年より現職に就任した。社長に就任してからは社内改革に力を入れ、組織と業務の改革を通じて業績拡大を続けてきた。2006年には社名を「株式会社キャレオ」に変更。第二創業期と位置づけて常にアグレッシブでポジティブな企業姿勢を貫いている。

同社のクライアントには、NECグループ、NTTグループ、日本アイ・ビー・エム、富士通グループ、日本ヒューレット・パッカード、日立製作所、伊藤忠テクノソリューションズ、住商情報システム、楽天など大手企業が名を連ねる。

クライアントのニーズにマッチした適確な人選とスピーディな提案を実現することで、IT業界を中心とした一部・二部上場企業とそれに準じる一流企業など、実に350社以上からの信頼と実績を積み上げてきたのである。

同社の考える総合人材サービスのミッションとは、最適な人材を提供するだけではない。
様々な業種や業態の企業を訪問し、その企業が描いている未来図に到達できるよう、人的資源の視点から課題を発掘し解決へと導くことである。
入念なヒアリングに基づいて、その企業全体の問題や各部署の抱えている問題を把握し、コンサルティング・実務サポート・スタッフのフォローアップまで一貫してバックアップする。

そのミッション実現の一助となるのが、同社の持つ30年以上という長い歴史である。
総合人材サービス業界において同社は、常に業界の先駆者として他社とは一線を画す多くのノウハウを蓄積してきた。そのノウハウをいかし、バックオフィス業務要員から、最先端の技術に関わるスペシャリストまで豊富な人材を組み合わせ、顧客のニーズに柔軟に対応しているのである。

幅広い業界・業種における大手企業を取引先としているという安定感だけではなく、このような柔軟性も一定した利益獲得を支える大きな要因となっているという同社。いかなる市況下でもアグレッシブでポジティブな企業姿勢を貫くことができるのも、確固たる基盤があるからこそである。

新たな取り組みにも積極的な同社。現在オフィス事業部とエンジニアリング事業部は、クライアントに対するサービス領域の拡大を目指している。例えば「事務スタッフを派遣しているクライアントへ、エンジニア派遣の提案をする」など、時には部署の枠を超えたソリューションにより人事問題を解決へと導く。頼れるパートナーとして、クライアントの利益拡大に貢献することが目標である。

世界経済を襲ったリーマンショック以降においても、「大手企業約350社と取引している実績とさまざまな分野をカバーしている強みもあり、業績回復へのスピードは他社よりも速いものがある」と古田氏。

2009年の厳しい経済情勢下においても、同社はM＆Aによりマーケットシェア拡大を果たし、人材サービス市場においてさらなるプレゼンスの向上に成功した。ポジティブに思考し、アグレッシブに実行しながら未来を作り上げていくことを理念とし、同社は今後も全国展開に向けた拠点の新設、事業の多角化により、引き続き組織の拡大を目指していく。

近年、終身雇用だけではない働き方が増え、そのワークスタイルは多様化している。身につけたスキルや経験を大企業で試してみたい人や、ライフスタイルに合わせて短時間だけ働きたい人など、ニーズは様々である。一方、企業側にとっての人材サービス利用は、即戦力となる高いスキルを持つ人材を必要なときに活用でき、育成にかかる時間や費用を節約できるというメリットを生む。

同社は、クライアントに対してはニーズに合った高い精度の人選とスピーディな提案を実現し、スタッフに対しては専門技術をさらに高めて人材を「人財」に進化させるためのさまざまな研修を実施している。個人の働き方の選択肢を増やすという意味では、社会貢献度の高いビジネスともいえるだろう。

ここ数年で毎年20人前後を中途採用している同社。おもな募集は、クライアント企業の課題解決にむけて人材を提案するHRプランナー職であり、クライアントから求められる高い要求水準に応えるための向上心や志は欠かせない。それだけに、課題解決にむけて自ら提案し、それがカタチとなる過程では大きなやりがいを得られる仕事といえる。

クライアントは幅広い業界・業種にわたるので、入社後は前職の知識や経験を存分に発揮できる環境にある。それに加えて同社が重視するのは、人間としての本質である。古田氏自身も、経営者としての経験を重ねるなかで「ポジティブな実行力があるかどうかが、その人が優秀かどうかを判断する上で非常に重要なこと」だと実感してきたと語る。

現時点ではその職種に見合う実力が伴っていなくとも、前向きな姿勢と志をもつ人間を迎え入れる。そして強い意欲を持ち努力をする人間にはチャンスを大いに与えて、次世代のリーダーとして育てていく。それが同社の文化である。
社員研修にこだわり、スキルだけではなく主体性やチームワークを養う環境も整備。業務に対する熱意を受け止め、年次にかかわらず手を挙げた人には幅広くやりがいのある仕事を任せる風土で、仕事の面白さも成長も早くから実感できるという。

古田氏は「日本の未来を明るいものに変えていけるのは、一人ひとりの前向きな想いです。少子高齢化が進み、労働市場の悩みが一層膨らんでいく中において一人でも多くの『イキイキ雇用創造』に挑戦していくことが我々の使命だと考えています。その為に私達がNo.1ポジティブ&アグレッシブ集団を目指して挑戦し続けます」と語る。

同社の社会的意義は大きい。「一人でも多くの人をイキイキと働く人に変えていきたい」という想いの実現に携わることは、多くの人材の可能性と、多くの企業の未来を切り拓くこととなるだろう。最高レベルの自分を目指して不安や困難に負けずにチャレンジし続ける意欲ある人材にぜひ応募してもらいたい。