高度な会計・税務知識を必要とする上場企業から個人事業、医療法人や学校法人といった公益法人、金融機関など、様々な業種のお客様を擁しており、その取引社数は1,300社を超える。今も取引は着々と増加しており、今後のさらなる事業拡大を見据えて、組織を改編中だ。
現在の事業領域は「SPC・J-REIT」「組織再編・M&A」「IPO」「大会社会計・税務」「公益法人」「リテール」「医療」「海外事業」の8つ。様々な事業領域を持つ総合型の税理士法人だが、同所は自身を“真の税理士法人”であるとしている。その理由は、多くの総合型税理士法人の場合は、法人自体の事業領域が総合型であっても、スタッフはいずれかの業務に特化することになってしまう。一方同所の場合は、それぞれの事業部が一つの税理士法人のようになっており、どの事業部に配属になっても、すべての業種・領域の仕事に携わることができる組織体制を敷いている。また、M&A・IPO・SPC・医療などに関する事業部を横断する研究グループがあるため、各事業部間でのノウハウの共有も可能にしている。
このような組織体制を敷いている背景にあるのは、もう一つの経営目標である“AllRoundPlayer”の育成という考え方だ。幅広い業務に携われるため、常に高いモチベーションで仕事をすることができ、真の意味での“AllRoundPlayer”を目指すことができる。もちろん自分の専門分野をつくることも可能だ。
これは、お客様にとってもメリットのあること。つまり、幅広い事業領域に携わることの可能な法人であり、多くのメンバーを抱えている同所だからこそ、企業のあらゆるステージ(設立、IPO、事業承継など)にも対応でき、どんな問題が発生してもワンストップでサービスを提供できるため、長期間にわたる継続的なお付き合いが可能なのだ。
人材育成に力を入れている同所では、研修を企画・実行するための専門部署があり、職階別にヒューマンスキルやビジネススキルを学ぶ共通基礎研修や、実務に直結した研修など、年間30種類以上の研修プログラムを用意。一流会社への転籍・出向の機会を通じての人脈形成なども支援している。