株式会社ギブコム

株式会社ギブコムは、中古物件に特化した不動産の売買及び賃貸の斡旋・管理、不動産ポータルサイトの企画・運営を中心に事業を展開している。2006年に設立されたばかりの新しい会社だが、売上高は5年連続前年比150％以上ＵＰ%と急成長している。2014年10月現在、社員数23名と少数精鋭であるが、この成長を背景に、今後のさらなる飛躍のため、会社の基盤作りの一つとして、人材を募集している。もちろん、将来の会社の根幹を担う人材に焦点を当てている。


同社の成長の鍵となったのは、不動産業界で賃貸仲介営業として7年間活躍した後、上場企業にて賃貸管理営業を3年と幹部を務め、MBOでギブコムを設立した窪島社長の戦略と、その周りに集まったプロ意識・成長意欲の高い若手社員達だ。

「求めるのではなく、提供する」。これが窪島氏のポリシーであり、ギブコムという社名の由来だ。「利益を10取れるなら、6で我慢し、その分を社員やお客さまに提供する。そうすることによって、いずれ倍以上になって返ってくる」。その言葉のとおり、同社では、営業担当者が成果をあげれば正当に評価し、高い報酬で応えている。それをモチベーションに、彼らはさらにパフォーマンスをあげようと努力を重ねていく。

また、窪島氏は、前職で扱っていた商品に魅力を感じられなかったため、「お客さまに本当にメリットを提供できる商品を販売したい」という強い想いを持っている。不動産投資を扱う以上、顧客のニーズに常に応えられる体制で迎えなくては、すぐに淘汰される。「市場動向やお客さまの要望をしっかりと把握し、サプライズやメリットのある商品を提供する会社であり続ける」。そのことこそ重要なのだと、同氏は考えている。

同社の競合との差別化ポイントは、築浅の中古物件に特化しているということだ。中古物件は、新築物件と比較すると、収支に大きな差がつくため、投資家のメリットを生みやすい。また、提携ローンがしっかりしているので、融資を受けて購入された場合も、返済よりも家賃収入が必ず上回る。空室にならない限り毎月数万円手元に残るため、お客様のキャッシュフローは確実によくなるのだ。また取り扱う物件は、東京の城南・城西エリア、横浜、川崎など、立地がよく入居者が集まりやすいマンションに絞っている上、賃貸目線での仕入を行っているため、販売後空室によるクレームになったことはない。


少子高齢化時代においても、都心エリアに関しては単身者が増加しており、立地の良い良質なワンルーム物件の需要は旺盛。築年数が浅い中古マンションは、新築に比べても投資費用が安い上、家賃は新築と大きな差がないため、オーナーにとってはメリットが大きい---これらの着眼点から独自の戦略で商品を確保してきたことが、同社の成長を後押ししてきたのだ。

少人数のため、アットホームな同社だが、決してサークルの延長のような雰囲気ではなく、一人ひとりがプロとしての自覚を持ち、協力し合いながら会社を運営している。自由度が高く、日々のスケジューリングや提案方法などは個々人に任されており、成果を出せば、高い歩合率で報酬に反映される。だからと言って毎日深夜まで仕事をしているわけではない。20時から21時には会社を出て、メリハリのある働き方を実現しているようだ。



現在、在籍している社員は全員中途入社で、平均年齢は31歳。半数が未経験入社だが、不動産業界の経験者は特に優遇される。顧客が本当にメリットを感じられて、大きなリターンを得られるようにサポートすることができる、やりがいのある仕事が、同社にはある。また、その結果が正当に評価され、ダイレクトに報酬に返ってくる。これまで、実力はあるのに、お客さまに価値を提供しづらいというストレスを感じたり、正当な評価を得られなかったことがある人にとっては、同社には大きなチャンスがあるかもしれない。


また、立ち上げ期を過ぎ、一層の飛躍を目指すステージにある同社で、コアメンバーとして後輩を育てながら、会社を成長させていくことの喜びをも感じられる、そんな面白さもある会社だ。