株式会社 インターロジックス (電通イーマーケティングワングループ)
マーケティング課題に対してシステム戦略を展開
電通グループとしてより広い領域の案件に対応
インターネットの出現で物やサービスの販売方法は大きく変わった。これまではテレビや雑誌などで新商品に関する告知をし、店舗で販売するという形が一般的だったが、現在は新商品の告知からプロモーション、そして販売までをインターネットで一貫して行うケースが増えてきた。
消費者からすると自分のライフスタイルに最も合う商品やサービスを、膨大な情報の中から選び取れる便利な時代になったわけだが、提供する側の企業にとっては新たな課題が噴出しているようだ。マスから個への変革が起きたわけである。消費者の多彩で複雑な行動を把握し、彼ら一人一人が何を望んでいるのかを知るためのONE TO ONEマーケティングが必要不可欠になったのだ。また、マーケティングの結果を元に、オートメーション化を図り、効率良く事業を進めていかなければならない。
代表取締役社長 田中 良治 氏インターロジックスはそんな時代に対応すべく、クライアントのマーケティング課題に対し、ITを活用した解決策を提案する企業である。同社ではそのシステムの開発はもちろん保守、運用までを一貫して手がけているのだ。
「消費活動がおびただしいスピードで移り変わる時代。企業には次から次へと新しい課題が生まれています。その課題を様々な角度から検証し、解決するためのシステムを提供することで、クライアントに貢献することが当社の役割です。また、クライアント企業のマーケティング活動のROI(投資利益率)を最大化することが当社の使命だと考えています。」と代表取締役社長の田中良治氏は言う。
同社の創業は1990年。当時はCRM(Customer Relationship Management)のアプリケーションサーバー「ネットシンフォニー」の導入が業務の中心だったが、2005年、電通イーマーケティングワンにグループインしたことをきっかけに、現在の事業スタイル「マーケティング×IT」に進化したのである。
現在、グループ会社である電通イーマーケティングワンと電通ネットイヤーアビームが同じ建物内にオフィスを構え密接に事業提携している。電通イーマーケティングワンがクライアントのマーケティング課題に対する支援全般を行い、インターロジックスはその案件の中でもシステムの企画~開発~運用などを伴うケースについて多く携わる位置付けである。また、電通イーマーケティングワン、ネットイヤーグループ、アビームコンサルティングの3社によって2006年に設立された電通ネットイヤーアビームはコンサルティング要素の強い案件に対応する。このように、グループ会社それぞれが強みを生かし、良い形のパートナーシップを築いている。
また、 「月に1度、グループ3社の全従業員が参加し、勉強会を開いています。情報の共有や事例の紹介、質疑応答などを行い、スキルアップを図る場になっています。」と田中氏は言う。
6つの部門でクライアントの課題解決に取り組む
広いオフィス空間で打ち合わせインターロジックスの社内組織は6つの部門でなりたっている。管理部門を担当する「経営企画室」、分析、調査を主としたデータベースマネジメントを行う「第1ディレクター室」と「第2ディレクター室」、プランニングやコンサルティングを担当する「第3ディレクター室」、電通のクライアントの案件を手掛ける「第4ディレクター室」、そしてマーケティングの結果をもとにシステム開発を行う「ITC(Information Technology Center)」。この6つの組織が連携してクライアントの課題解決に取り組んでいるわけだ。
同社によるサービス事例を挙げてみよう。ある企業から「営業成績が伸び悩んでいる」という相談を受け、同社が調査を行った結果、「営業担当者の能力格差が大きい」という課題が浮き彫りになった。ともすれば、営業サポートマニュアルのようなものを作り、セミナーを開いて終わりだが、同社の場合、それだけでなく消費者の購入経路の分析を行い、独自のシステムを作る。そのシステムのナビにしたがって営業すれば、どんな営業担当者でも売れるという優れもののシステムを作り上げるわけである。その後も定期的に分析を行い、結果をレポートにし、クライアント企業を支え続ける。
また、ある大手輸入車メーカーのケースでは、詳細なマーケティング結果をもとに重点顧客の獲得、囲い込みを目的とした顧客コミュニケーションプログラムを開発。外資系高級アパレル販売企業においては、リピート購入促進を目的とする本部・店舗共通の顧客ロイヤルティ管理システムを開発した。
ただし、「当社にとってシステムはメインですが、何が何でもシステムに落とし込む必要は無いと考えています。クライアントの課題に最も即した形を探し出すことが大切。時には調査や分析、コンサルティングだけで解決することもあるのです。」と田中氏は語る。クライアントにとって一番効率的で効果が高い方法を見つけることができる、それが同社の強みなのだ。
同社の最大のクライアントは電通であり、売り上げの50%を占める。続いて電通グループが10%、残りの40%は創業当時から付き合いのある企業やWEBや電話で問い合わせてきた企業などである。がむしゃらに新規営業をする必要は無く、優良企業を相手に腰を据えて、クオリティの高いマーケティングとシステムの提供を行えるというのも大きな魅力の一つといえよう。
平均年齢32歳という若さ
浜離宮建設プラザ4階にオフィスはある同社の従業員は2008年8月現在、41人で、その半数がエンジニア。「年々、クライアントが増え続け、現在はニーズに追いついていけない状態です。特に技術者が不足しています。現在、中途採用は1年に約10人のペースですが、今後はもっと増やしていきたいと思っています。」と田中氏。2年以内に従業員数100人規模に成長させ、より多くの案件に取り組みたいという。
従業員の平均年齢は32歳前後と若い。「業務を通じて、自分のスキルを向上させたいというモチベーションの高い社員が多いため、社内の雰囲気は明るく、活気にあふれています。」と田中氏。自分で考えて行動するという企業文化も根付いている。
同社のポリシーは「常に新しい売り方を考える会社であること」。次から次へと新しいことに挑戦していかなければ生き残れない時代に、「これからもマーケティング×ITという当社の強みをフルに生かし、新しいことをどんどん手がけて業界をリードし続けていきますよ。」と田中氏は語る。
| 会社名 | 株式会社 インターロジックス (電通イーマーケティングワングループ) |
| 福利厚生 |
|
| 資本金 | 6600万円 |
| 設立年月 | 1990年 9月 |
| 代表者 | 代表取締役社長 田中 良治 |
| 事業内容 |
CRMソリューション事業
・CRMコンサルティング ・システムインテグレーション ・コミュニケーションコントロール ・データベースマネジメント データベースマネジメント事業 マーケティングリサーチ事業 ASP事業 インターロジックスは、一貫してIT技術と先進的がマーケテイング分野での業務に取り組んでおります。これからの顧客ニーズに対応すべく、クライアントと顧客の間に立ちCRMプログラムの企画、開発、実施のトータルソリューションを行っております。 マーケティング領域におけるIT領域で、クライアントの課題解決へ貢献することが私たちの役割です。 |
| 株式公開 | 非上場 |
| 主要株主 | 電通イーマーケティングワン 電通ドットコム |
| 関連会社 |
電通イーマーケティングワン 電通ネットイヤーアビーム |
| ― | |
| 主要取引先 |
電通 電通イーマーケティングワン |
| 従業員数 | 40人 |
| 平均年齢 | 32.0歳 |
| 本社所在地 | 東京都 中央区築地5-5-12 浜離宮建設プラザ4F |
| 交通案内 | ■JR・東京メトロ銀座線・都営浅草線・ゆりかもめ「新橋駅」より徒歩約10分 ■都営大江戸線・ゆりかもめ「汐留駅」より徒歩約5分 ■都営大江戸線「築地市場駅」A2出口より徒歩約5分 ■都営浅草線・東京メトロ日比谷線「東銀座駅」より徒歩約10分 ■東京メトロ日比谷線「築地駅」より徒歩約10分 |

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