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株式会社 シーエンス

物流をプログラムする!大手量販店の物流システムの開発・運用支援を軸に発展する開発会社

大手量販店向け流通システムの開発・運用で成長する開発会社


株式会社シーエンスは、代表取締役・大和隆司氏が、14年間勤めた大手量販店を辞して立ち上げた、流通業に特化したシステム開発会社である。「シーエンス」というネーミングは、システム開発を通して顧客の物流業務を「支援する」ことに由来している。

大学で工学部に籍を置いた大和氏は、大手量販店において情報システム部門を経た後、物流システム部門へ移動となった。当時はまだ物流システムという完成したものがなかった時代だ。大和氏は、日本の流通業界における物流システムの黎明期に立ち会った1人なのである。
そこで8年間勤務した後、プライベートな事情もあって退社し、独立することとなった。設立当初は大手ベンダーなどが構築を手がける物流システムのプロジェクトリーダーを請け負う仕事が多かった。
その頃は、バブル崩壊と1991年に開戦した湾岸戦争を機に、流通業界には大転換期が訪れていた時期であった。大和氏が在籍した大手量販店の物流システムも、大和氏が退職後、根本的な見直しを迫られたが、業務を引き継いでいた大手ベンダーも、大手量販店側の担当者も、その対応に苦慮した結果、大和氏に支援を求めてきたのである。

その要請を受け、人員を揃えて現場に送って対応したことが、それ以降のシーエンス社の核を形成することになった。以来、古巣である大型量販店を主な顧客とし、流通加工、品質検査、SS(サービスステーション)業務といった物流における様々なシステムの開発・運用支援に携わって来た。

近年PBの開発に力を注ぐ同グループが中国で調達した戦略商品を、中国からダイレクトに日本国内の各店へ配送する物流システム開発に参画し大いに力を発揮したのもシーエンス社だ。日本側でオペレーションをコントロールしながら、中国側では出荷指示書だけで出荷作業が完結し、誰がやっても作業クォリティを一定に保てるという仕組みを提案し構築している。
また、大型家具の配送やクーラーの設置工事等を実施する全国70ヶ所のサービスステーションと店舗をオンラインでつなぎ、商品の在庫管理および、配送・工事の受付から完了までの経緯を管理するシステムも全面的に手がけている。さらに、同グループが大手中食チェーンを買収した際には、それまで個店別に行われていた衛生管理を統合する衛生調査システムを全面的に開発している。

“Speed&Sensitivity”を強みとする独自のサービスを提供

シーエンス社の大きな特徴は、流通業界に特化していることだが、その最大の強みは、変化の激しい流通業界の特質を熟知していることにある。それは単に業界の事情に精通しているというだけではない。消費動向の微妙な変化を感じ取り、顧客が抱える課題に対して、より深い提案を行うことが出来るといったところに同社の最大の強みがある。
出荷システムの構築を求められた場合を例にとれば、これからの2週間で必要な在庫を計算する仕掛け作りといったところまで踏み込んだ提案を行うといったことだ。

「流通業界は即対応が求められる業界です。微妙な変化を鋭くキャッチして、より良いサービスをいかに提供できるかが企業の盛衰を左右するのです。当社は、“Speed&Sensitivity”を重要なキーワードとして、フレキシブルな対応を実現する、感度の良いシステムづくりに努めて来ました。」(大和氏)

システム開発のためのインターフェイスが向上した現在、めまぐるしく変化する流通業界において、重厚長大なシステムを時間をかけて構築するという従来のやり方は現実的ではないと語る大和氏。そこで、同社では、基本的なシステムを短時間で作って、それを現場で動かしながら実態に即したシステムとして構築していくというスタイルを確立してきた。

これは、オーダーを受けて開発を進めたシステムが、半年後に完成した時には役に立たなかった、といった数々の経験と、“お客様に向き合った仕事をしなければいけない”という前提のもとで、一貫して「お客様とともに発展する共同体の構築」を目指して来た結果たどり着いたスタイルであり、これが同社が持続的に成長を遂げてきた大きな要因となったのである。

顧客、社員とともに発展する「共同体の構築」を目指す

同社は現在、流通加工システム、品質検査システム、SS業務システムの3つのグループに分かれて業務を行っている。これらは、先ほどから紹介している大手量販店関連の業務に合わせて作られたグループだが、現在は、それぞれがそれ以外の多様な業務に携わり始めている。SPA業態の流通のシステム化や寿司チェーンの宅配システム、物流会社のシステム開発などである。さらに、今後は小規模量販店の中国物流を支援するシステム開発を視野に入れるなど、中国を舞台にしたビジネスを積極的に展開する計画であり、そのための現地における協力会社探しも佳境に差し掛かった段階だ。

大和氏は今後の事業展開に向け、これら3つのグループの機能をさらに進化させ、それぞれを独立した事業体に発展させていきたいと考えている。
それを担う人材の1人として2007年9月に入社したのが、システムマネージャー川口賢二氏だ。現在、3つのグループをまとめる長として、顧客との打ち合わせやシステム設計に携わっている。大和氏とは20年来の交流を持ち、シーエンス社の発展に寄与したいとの想いを持って入社した。

「人間関係によるストレスがなく、自分の仕事に没頭できる当社の環境は大きな魅力です。年2回のバス旅行や忘年会にも、全員嫌がらずに出席していることが、それを物語っています。自分が持っている能力を活かしたいと考え、さらに新しい技術を修得したいと考えている技術者の方には、最適な環境。そういう方々と一緒に会社を盛り上げて、将来は東京に営業所を持てるくらいの規模拡大を目指したいと考えています。」(川口氏)

18名の社員のうち半数が女性。結婚後、産休を経て活躍している社員も数名在籍している(技術者含む)。
大和氏は、「お客様と共に発展する共同体の構築」を恒久的な企業理念として掲げる一方、社員が安心して働ける環境づくりにも取り組む。そして、個々の社員の能力を適材適所で活かすための組織として発展させていきたいと考えている。

会社概要
会社名 株式会社 シーエンス 
企業の特徴
  • 女性5割以上
福利厚生
  • 禁煙・分煙
  • 交通費全額支給
資本金 1000万円 
設立年月 1991年 10月 
代表者 代表取締役社長  大和 隆司 
事業内容 業務分析とコンサルティング
コンピュータシステムの開発 及び 運用支援
 
株式公開 非上場 
主要株主 ― 
greenに掲載中の関連企業 ―  
主要取引先 イオン株式会社
アイク株式会社
日本トランスシティ株式会社
関西トランスシティサービス株式会社
株式会社テスココンポ
株式会社生活品質科学研究所
株式会社野村総合研究所
チェルト株式会社
保木株式会社  
従業員数 18人 
平均年齢 36.0歳 
本社所在地 大阪府 大阪市北区松ヶ枝町6番17号 第7新興ビル507 
交通案内 ◆JR東西線「大阪天満宮駅」1番出口から徒歩3分
◆地下鉄谷町線・堺筋線「南森町駅」3番出口から徒歩7分 

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