株式会社 アルバック
「真空技術と次世代発想」で成長を続ける【東証一部上場】
真空の極限を追求する最先端の技術企業
株式会社アルバック(ULVAC)は、「真空の極限(Ultimate in Vacuum)」を追求する最先端の技術企業だ。1952年の設立以来、真空技術をコアとしたソリューションを提供する真空総合メーカーとして、またフラットパネルディスプレイ(FPD)の世界最大級の製造装置メーカーとして成長を続けてきた。表舞台に立つことは少ないが、真空技術を使ったFPD製造装置では世界シェア9割以上を持つという「知る人ぞ知る」トップ企業だ。
現在、同社では、液晶、有機EL、PDPなどのFPD製造装置、太陽電池などの電子部品向け製造装置、半導体製造装置、真空機器コンポーネントなどの製造を行っている。グループ会社は国内21社、海外33社に広がる神奈川県茅ヶ崎発のグローバル企業でもある。
装置そんなアルバックも、出発点はベンチャー企業だった。東京大学や東芝の研究者が集まり、業界の期待を一身に背負って1952年に設立、当初は真空関連の各種装置を米国より輸入販売していたが、1950年代半ばから国産化を開始。以降理化学機器、冶金、化学、電子デバイス、半導体、液晶ディスプレイと、時代の要請を受けてさまざまな分野に向けた装置を開発し続けてきた。2004年には東証一部に上場。16人の取締役のうち12人が技術系出身という同社では、技術を重視して技術者を大切にする様々な個性的な経営ポリシーの下、成長を続けている。
「つくるをつくるアルバック」様々な最終製品に使われる製造装置群
本社茅ヶ崎本社内の装置組み立て室を見学すると、そのスケールの大きさに驚かされる。人の身長の何倍もあるような巨大な装置がいくつも置かれ、中で検査などの作業をしている社員が小さく見えるほどだ。
アルバックの製品は、同社のコア技術である「真空技術」を利用した各種製造装置だ。これらの装置で生み出される最終製品は、例えば携帯電話のディスプレイ部品、メモリー等の半導体、携帯のカメラレンズなど。また、自動車のヘッドランプ、カーナビ、熱交換器などの自動車の各部品や医薬品や食品にいたるまであらゆる製品が同社の技術を必要としている。私達の生活に欠かせない色々なものの製造工程に、アルバックの技術と装置が関与しているのだ。
今後、真空技術という枠を超え、他ではできない最先端技術で次世代の産業を支えていきたいと考えている同社。現在は売上高の5割を占めるFPD関連事業に続く次期の戦略が立ち上がりつつある。同社の考える次の手は、「エネルギー・環境関連分野(ハイブリッドカー、太陽電池など)」や「デジタル家電用電子部品製造装置(光学薄膜デバイス、MEMS、化合物半導体など)」。これらの分野への積極的な開発を行うと同時に、既存顧客の継続的なメンテナンスニーズに対応した事業の安定化、成長を続ける中国での展開の強化を進める方針だ。
「選択と集中をしない」「ダラダラ会議」がモットー
オフィス内のミーティングスペースでも
活発に意見が交わされている
アルバックは、設立当初から社員数1800名を超えた現在まで、技術重視のベンチャー精神を忘れない。常に新しい技術を発信していくため、売上の1割を基礎研究開発投資にあてるという。また、独自技術の芽を吹かせ育てていくためにの施策もまたユニークだ。
その一つが「選択と集中をしない」だ。一般的には、企業のコアコンピタンスに人員・資本などのリソースを集中させる「選択と集中」が叫ばれているが、同社では、「最先端の技術においてはどこで新しい芽が出るか分からないため、それを未然に摘み取ることはしない」との考えから、経営資源の続く限り研究開発を続けている。トップダウンによる選択が行われない結果、技術者達は自らの信じる技術を提唱していこうという姿勢を持つことになる。
もう一つが、「ダラダラ会議」だ。生産性を上げるために会議は少なく、短くが常識と言われているが、同社では、多くの技術者達を巻き込み、徹底的に多角的な議論を行うことによって会社の方向性を決める方法が取られている。このため、会議の種類も多く、時間も長くなることが多い。
しかしながらこの結果、常に新規事業の種まきをしながら、全社員で会社の方向性を決めていくことに成功した。先送りしない、その場で決断することで、会議の時間はかかってもトータルで見ると実は非常に効率的になっている。これが、同社流の経営なのだという。
仕事に誇りを感じられる喜び
社内風景
最先端の技術に携わる誇りを感じながら仕事に打ち込む社員達は、明るく前向きだ。
5年前に中途入社した設計者は、「前向きな社員が多く、お互いにプラスの影響を与え合っていると感じます。新しい技術の開発には苦労がつきものですが、分からないこと、知らないことを日々調べて、相談して、協力し合いながら仕事を前に進めている実感があります。」と語る。
建替えしたばかりで美しく開放的なオフィスでは、作業服姿の社員達が明るい雰囲気で仕事に取り組んでいる。ミーティングスペースでは活発に意見が交換されている様子もうかがえる。若い人も、年輩の人も同等にアットホームな雰囲気の中で仕事が進められているそうだ。
オフィスの真ん中に坪庭。
オープンエアーで心地よく休憩ができます。
技術にこだわり、技術者を生かすための様々な「アルバック流」経営で、今なお若々しいベンチャー気質を感じさせる同社。最先端の「真空」技術に携わることで、色々な製品を世に送り出せる、スケールの大きな仕事が待っている。
「やりたいことは誰でも口に出すことができ、認められればきちんと通ります。失敗することも多いのですが、最新技術を模索する過程でそれは当然のこと。まずはやってみて、形にしていくことでやりがいを感じながらスキルを身につけていけます。向上心を忘れずに、自分から積極的に仕事に取り組んでいける人と一緒に仕事をできる日を楽しみにしています。」との先輩社員の言葉どおりの活気を感じられるオフィスだ。
| 会社名 | 株式会社 アルバック | ||||||||||||
| 業界 | メーカー系 > 機械・メカトロニクス | ||||||||||||
| 企業の特徴 | |||||||||||||
| 福利厚生 | |||||||||||||
| 資本金 | 134億6779万7500円 | ||||||||||||
| 業績 |
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| 設立年月 | 1952年 8月 | ||||||||||||
| 代表者 | 代表取締役社長 諏訪 秀則 | ||||||||||||
| 事業内容 |
ディスプレイ・太陽電池・半導体・電子・電気・金属・機械・自動車・化学・食品・医薬品業界及び大学・研究所向け真空装置、周辺機器、真空コンポーネントの開発・製造・販売・カスタマーサポ−トおよび諸機械の輸出入。
また、真空技術全般に関する研究指導・技術顧問。 |
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| 株式公開 | 東証一部 | ||||||||||||
| 主要株主 | ・日本マスタートラスト信託銀行(信託口) ・日本生命保険相互会社 ・日本トラスティ・サービス信託銀行(信託口) ・三井住友銀行 ・三菱東京UFJ銀行 ・みずほ銀行 ・アルバック持株会 ・資産管理サービス信託銀行株式会社(信託B口) ・稲畑産業株式会社 ・オーエム04 エスエスビー クライアントオムニバス ・パナソニック株式会社 |
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| 関連会社 |
【国内】アルバックテクノ株式会社、アルバック九州株式会社、アルバック東北株式会社、アルバック精機株式会社、株式会社アルバック・コーポレートセンター、アルバックマテリアル株式会社、日本リライアンス株式会社、アルバック成膜株式会社、アルバック理工株式会社、アルバック機工株式会社、アルバック・ファイ株式会社、アルバック・クライオ株式会社、株式会社昭和真空、アルバック イーエス株式会社、三弘アルバック株式会社、タイゴールド株式会社、株式会社イニシアム、シグマテクノス株式会社 【海外】アメリカ、ヨーロッパ、中国、台湾、韓国、東南アジア |
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| 従業員数 | 1761人 | ||||||||||||
| 平均年齢 | 37.6歳 | ||||||||||||
| 本社所在地 | 神奈川県 茅ヶ崎市萩園2500 | ||||||||||||
| 交通案内 | JR東海道線「茅ヶ崎駅」北口下車 タクシーで約15分 |





